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2007.12.05
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カテゴリ:毎日更新日記
なんか酷くないか?
助けにきてやってるのにさ、キモイとかそういう問題じゃないだろうが。

……いやいや、キモくないから。

「じゃあ、好きにしろよ」
俺は呆れてその場から離れようとした。

「あっ、待って、待って、助けてよ~、ごめん、ごめん」
女は必死で謝った。

最後は…そう、変身しかない。
変身したところで能力は全然変わらないが、気分的に盛り上がる。

俺は適当に落ちているゴミを見つけた。
道路を『汚して』いる!
気分が高まる!
俺の身体が光り輝く!

「なっ、なんだとおおおお!?」
男が驚愕の声を出す。

「なっ、なんですってえええええ!?」
女が一応それに乗っかる。

全身が緑色に変化する。
クリーンマン参上!
「世の悪をキレイに掃除する!それが俺クリーンマン!クリーンマン参上!」
高らかに俺は叫んだ。

「…で、どうすんのよ?」
冷ややかな目で女は言った。
状況は全く変わっていない。

「うん、変身しただけ」
俺も冷ややかに返した。
「でも大丈夫、俺には必殺技がある」

「まあ、そうなの!早くしてえ~」
女は猫なで声を出した。

俺は咳払いをした。
「おい、貴様、こんなことして故郷のおふくろさんが喜ぶと思うのか?馬鹿なことは止めてナイフを捨てろ!」

「…説得か~い!」
男と女が一緒に突っ込んだ。

つづく

過去の作品も一緒にお楽しみください。

クリーンマン1
クリーンマン2
クリーンマン3
クリーンマン4
クリーンマン5





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最終更新日  2007.12.05 01:40:20
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