置いていかないで。。。
朝ごはんを食べているときに、今日は何をしようか、という話をしていて、夫が冗談で、「ダディとマミィと二人ででかけようかな。○○ちゃん(娘)は留守番ね。」と言ったら、いきなり娘の目から大粒の涙が流れてきて、"I come too, I come too!(私も行く!!)”と大泣きわたしにがっしりしがみついて離れない。本当に、置いていかれると思ったのかなあ。。。ここまでショックを受けるとは思っておらず、冗談とはいえ、ひどいことを言ってしまったと反省した私たち。そして夜になり、やっと寝付いたと思った娘が、1時間ほどして泣き出した。部屋に行ってみると、寝言で"I come too! I come too!!" と言って大泣きしてる夢にまで出てきちゃったんだね。。。本当にごめんね、、、と思うと同時に、とても愛おしく思いました。それにしても、子供にとって、親に置いていかれる!っていうのはものすごくショッキングなことなんだなあ。だって、子供たちの小さな世界のなかで、親という存在は、きっといちばん信頼していて、いちばん大切な人たちなんだもんね。そう思うと、幼児置き去りとか、ネグレクトとか、どれだけ子供の心が傷ついただろうと考えると、胸が苦しい。どの動物よりも、未完全な形で生まれてくる人間の赤ちゃん。ひとりでは歩くことも、食べることも、何もできない状態で生まれてくる。でも、それをちゃんと面倒みて、育てることのできる能力が人間にあるからこそ、超未熟児で生まれて来れるんだよね。親と子のつながりは、どの動物にも負けない、強いものでないとならないはず。なのに、どうして悲しいニュースが途絶えないんだろう。。。子供はみんな、愛情をもとめて、手を伸ばしている。どうやっても、人間の赤ちゃんや幼児は1人で生きていけないから、泣きながら手を伸ばすしかない。わたしは、何があっても、絶対に、娘の手を離さない。そして、自分のできる限り、少しでも多くの子供たちの手を握ってあげたい。娘の寝顔をみて、そんなことを考えました。。。わたしに、何ができるだろう。。。