摩訶不思議な世界!
近頃「ナノ」という言葉を耳にする事が多いと思う。これは、極微小の世界の単位であるが、今までのミクロの世界より更に小さな世界である。正式にはナノメーターと言い、10億分の1(10の9乗)メーターのことを言う。分かりやすく言えば、1メーターを10億に平均分割した長さを言う。例えば健康食品を、より体内に吸収しやすくしようとすれば小さいほど効果が上がる。また、化学的反応においても固体や液体の粒子を小さくすれば、反応接触面積が増加し反応時間が短縮されたり、得られる物質の質が向上したり、ロスが少なくなったり様々な利点が生じてくる。こんなことから、昨今より粒子を小さくするナノ技術が盛んになってきた訳である。人体の中には細胞が張り巡らされている。その中に血液が循環しているが、赤血液も細胞のひとつ(ただし核がない)であるが、その大きさは7,5ミクロン程度である。ナノで表すと7500ナノメーターということになる。今までの常識では、この細胞が生命体の最小単位と考えられてきた。しかし、私の話の中で出てくるプロテイッドやソマチッドは、私の愛用している暗視野顕微鏡で見られる範囲のもので、5~100ナノの大きさである。分子や原子レベルには及ばないが、兎に角極微細な世界である。さて、前置きはこのくらいにして、肝心な話に入ろう。先日、竹炭を特殊方法でナノレベルまで微少にした「ナノカーボン」というモノを友人が持ってこられた。事の起こりは、友人がナノの健康食品(ナノプロポリス)を研究開発中のため、私も顕微鏡で出来栄えを見てやったり、製造方法等アドバイスしたりして協力していた。先日は、別口で開発しているナノカーボン開発の話になり、試作中の竹炭の良質なナノカーボンが遂に出来たという。そこで、そこの中の「プロテイッド(ソマチッド)を見てやるよ」と私が提案した。友人は、怪訝そうな顔で私の提案に質問してきた。「竹炭は炉の中で、450℃の加熱を少なくとも2時間は掛けているよ。生命体は完全に焼け死んでいるはずだよ!」「いや、きっと生きているさ!」と私。「無酸素の窒素雰囲気の中で、しかも高熱だよ。生きているはずはない。純粋な炭素になっているさ!」「そうかな! 炭素だろう。黒くて、白い灰にはなっていないだろう。だったらきっと生きているさ!」「ウムー、よしだったらどっちが正しいか・・・? 今から取りに行ってくるよ!」そう言って友人は雨の中を飛び出していった。そんな訳で、久しぶりにどちらが正しいのかの競争となった。ひとときほどして、友人はビショ濡れの合羽姿で現れた。どうやらこの雨の中バイクと飛ばして来たらしい。外からバイクのエンジン音が聞こえている。小さな瓶に入ったナノカーボンの試料を大切そうに私に渡し、「急用があるから帰るが、観察結果は後から聞くから、たのむ!」と言って立ち去って行った。仕事をそっちのけで、少しムキになっている事が雰囲気から伝わってくる。内心自分が絶対正しいという自信も眼の光や仕草から何となく見る事ができる。彼らしいな!「負けたら居酒屋のおごりにしよう!」そんな提案をしようとしたが、彼は足早にエレベーターに乗ってしまった。「ま、いいか!」プロテイッドを見るには、水が必要である。必要であると言うより、水の電気双極性があって初めてプロテイッドは活動を始めるのである。水道水に、ナノカーボンを入れ、箸で攪拌する。さすがナノカーボンである。絵の具のように速やかに水に見事に溶けていく。試料を採取、顕微鏡にセットして、焦点を合わせていく。するとどうだろう。「やっぱりな!」。「居酒屋の飲み代損したよな!」。 思わず本音の独り言が出る。そこには、キラキラと星のように輝くプロテイッドが、蛍のように輝きながら画面いっぱいに泳いでいた。竹炭を作るために、無酸素で高温(450℃)環境の中、少なくても2時間以上はその状態を保持したはずである。それなのに、生命体の最小単位のプロテイッド(注:発見者エンダーレイン博士によると、最小のものはこの顕微鏡でも見えないという)は死滅する事もなく、こんなに生き生きと蘇ったのである。皆さんは、この事を信じられますか?常識を遥かに越えた真実が確かに存在するのです。以前紹介したが、私の観察記録では、一番古いもので30億年前の玄武岩(火山岩の一種)の中からプロテイッド(ソマチッド)を確認したし、お米や石油も最終的にはプロテイッドになってしまった。北海道の上の国という地方から産出する、不思議なエネルギーを持つ岩石、ブラックシリカもプロテイッドの塊であった。生命は細胞が最小単位と考え、構築してきた生物学。特に医学は、医師の学識や処置ひとつで、ひとつしかない生命の生死を決定する。その人達は、この事実を殆ど知らない。そればかりか知ろうと努力もしない。かつて、私の治療院を訪れ、初めて見るナノの世界の生命活動について、専門家の多くの方々は、むしろ冷ややかな眼で、こんな事実を見下ろしていた。私のようなお人好しは、この不思議な現実を突きつけられると「まだ人類は本質を何も知らない」、つい、そんな謙虚な気持ちになってしまうのだが・・・・。そして、量子学の世界や、磁場の世界、様々な方面から思考を重ね合わせて、謎を解こうと無い頭を掻き続ける日々に苦しむのである。願わくば、若者が是非この世界を見て、更に思考を深めて欲しいと思うのだが、関心を持つ青年は未だ出てこないのは実に残念な事である。優秀な頭脳を持つ青年達が、お金が全てと敵対的買収等難しい手法まで酷使して、ひと時の成功を追っかけ合っている昨今の自由経済社会。ビルの彼方にその代表である噂の六本木ヒルズの明かりが見える。