W杯サッカ-「サムライジャパン」予選突破!
「予選突破!おめでとう西野ジャパン!」「見事なり西野采配!」昨夜のポ-ランド戦の爺の予想は完全に外れて、こちらは「完敗」の「降参」である。いやはや西野マジックは爺の思考を遥かに越えたものであった。監督の狙った理由は簡単・明瞭だ。2試合戦い抜いた日本のベストメンバ-を、6人も入れ替え勝負に出たのである。この手の目的は明らかで、次のスッテップに向け、主力選手の体力を温存するためである。正に、そうできると信じて打った決断の一手であった。その証拠に、最後まで香川・昌子選手は出る気配すら全くなかった。西野監督の狙いは、「引き分け狙いで、上手くいけば先取点を挙げて勝利する」ものだったのだろう。そのため、前半は慎重で臆病な程の戦い方となり、両者得点の無いまま「0対0」で終った。しかし、後半早々に岡崎が足首を痛め急遽大迫と交代。そして59分PKから捨て身のポ-ランドに先取点を取られてしまう。宇佐美に代えて乾を投入しても、なかなか追いつけない展開の後半、別会場で行われていた同H組のコロンビアとセネガル戦の状況を見て、西野監督は急遽勝負に出る。それが武藤に代えて主将である長谷部を投入し、パス回しだけの試合時間消滅作戦だったのだ。日本だけでなく、世界中からブ-イングが起こったあのパス回しだけの無気力な戦術だ。只、あの時点では「一歩でも上に行くため!」の選択のひとつだったのである。西野監督は、あの時点でそれを迷うことなく選んだのである。もし思惑が一歩外れて、残り時間内にポーランドに加点されても、サムライジャパンの誰かが重大な違反行為を行っても、更に別の場所で並行して行われているH組のコロンビア対セネガル戦で、セレガルが得点でもしていれば、日本は完全に一次リ-グを敗退していたのである。もし万が一、そうでもなれば、それは武士が一番嫌がる卑怯で不名誉な負け方なのである。西野監督はそれを選択し、選手たちはそれを理解し、粛々と実行したのである。後から歴史的に振り返えって見れば「一か八かの勝負だった」と評価されることだろう。誠に恐れ多い監督である。そして、ならば次の試合に対する監督ならびにチ-ムに対する評価はより厳しくなり、プレッシャ-は大変なものとなるだろう。なにわともあれ、これで立派な16強の仲間入りであり、次はベスト8を狙う位置に来たのである。相手は7月3日(日本時間)強敵ベルギ-だ。今試合で最も大きな収穫は控え選手を6人も試せた点である。正直なところ、控え選手には相変わらずミスが多く、積極的な面が乏しい等、悪い面ばかりが見え隠れしていた。ただ、同じピッチに立てた経験は大きく、更にチ-ムの団結を強固にしてくれたことだろう。目立ったのは、守護神川島である。第1,2戦で失った信用を見事に取り返したプレイを、幾度も見せてくれた。今回出場しなかった香川、本田、昌子は日本の最も主軸選手だ。彼らはこの間体力の温存が出来た訳で、いよいよ次の試合にはその真価を発揮してくれるだろう。西野マジックの本領は、必ずや次の試合に見られると推測している。頑張れニッポン!!!