カテゴリ:美術
なんて色っぽい写真を撮る人なんだろう、と。
ブルース・ウェバー展に行ってきました。 ブラッド・ピット、ディカプリオといった有名人から、老若男女、犬まで。 私はトランペットの前に座る犬の写真がお気に入り。 写真の撮り方や技術はよく分からないのですが、例えば構図やポーズが格別奇抜だとは思えないのです。 にもかかわらず、その訴求力は圧到的。 同じ白黒でも、マン・レイの写真は端正さとか、美意識とかいう単語を想起させますけど、これは、何だろうなぁ、やっぱり「愛」かなあ。ありきたりですけど。 猥雑さとか全部ひっくるめて、対象の事が好きで堪まらない、この瞬間を力メラにおさめたい、至福の一瞬を見る人に伝えたい、そんな感情が、見る側に伝わってくる気がするのです。 うーん。でも、こういう感情ってカメラマンなら多かれ少なかれみんな持っているはず。 つまりはその差がテクニック、ということになるのでしょうか。 この展覧会は映画『トゥルーヘの手紙』公開記念。ドッグカフェ併設。インポートグッズも充実。 しまった。映画とのセット券は2000円か。こっちにしとけば良かったな。 スパイラルホール向かい、青山紀ノ国屋跡地にて、10/30まで開催です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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