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カテゴリ:映画
シリーズ最高の呼び声高い、第三作。
===== 一線を退いて「教官」となり、「普通の生活」との二足の鞋を履こうとしていたイーサン・ハントを「現場」に呼び戻す、一本の電話と、お馴染の「メッセージ」。 あのテーマ曲をバックに、べルリン-バチカン-アメリカ-上海を駆け巡る、「不可能」な挑戦の開幕です! 超ハードなオープニングから始まり、アドレナリン ノンストツプの、スーパー・アクションでした。 ===== TVシリーズを見事に裏切ったが故に、ストーリー展開があまりにも急だった第1作。 主人公の能力の高さを強調し過ぎて、チームプレーの醍醐味をあまり楽しめなかった第2作。 第3作目は、主人公の能力がさらにパワーアップした上、チームメンバーがそれぞれの能力をフルに生かす、本来のスタイルを取り戻し、さらには、主人公の私生活-人間性までストーリーに織り込む豪華な脚本。 ----- 第2作のオートバイアクションのような、派手さで印象に残るアクションこそないものの、全編ハードアクションの連続。 CMにも使われている、主人公が、爆風で横飛びに車に叩き付けられるシーンや、ビルからの問答無用の大ジャンプなどはもちろん、CM以上に過酷で不可能なアクションが繰り広げられます。 時々、CMの方で主要なアクションシーンを出し尽くしている映画ってありますけど、この映画は、そんな心配は無用。 ストーリーのハードさも含めて、全編ハラハラドキドキです。 ----- で、このハードなアクション、ほとんど自分でスタントをこなしている、というのですから、トム・クルーズ、すごい、というより、良くありません。 いくら万全の体制で臨んでいるからって、これ以上撮ったら事故起きますって、ホント。 しかも、今回は、感情の起伏も派手にあり、役者としてのそれぞれの技量も楽しめます。 特に凄かったのが、ハントの教え子リンジー役のケリー・ラッセル。 衰弱しきった芝居から、トム・クルーズとタメを張るアクションシーンまで、シチュエーションのハードさもありますが、鬼気迫る演技。 その他のメンバーも曲者揃いで、緊迫感あるストーリーテーリングで、その演技力まで楽しませてくれる演出は、素晴らしいですね。 ----- IVは東京で? 是非♪ ===== 『M:i:III』 - "M:i:III" 2006年 アメリカ 126分 http://www.missionimpossible.com/intl/jp/index.html 監督:JJ.エイブラムス 出演:トム・クルーズ / ヴィング・レイムス / ケリー・ラッセル / マギー・Q / ジョナサン・リス=マイヤーズ / ミシェル・モナハン / ローレンス・フィッシュバーン / ビリー・クラダップ / フィリップ・シーモア・ホフマン 他 ★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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