テーマ:最近観た映画。(40124)
カテゴリ:映画
前作から3年後。 エリザベス・スワンとウィル・ターナーの結婚式から、物語は始まります。 いきなり急展開する2人の運命に驚く暇もなく、舞台変わって、おどろおどろしい海賊の島へ。 いよいよ、我らがキャプテン、ジャック・スパロウの登場です! しかし、キャプテンは無事生還したものの、何かに気を取られて、スランプの様子。 いつもの軽口も、キレがありません。 彼の前に現れる闇からの使者。 その正体は…! そして、ウィル・ターナーが、再び自分の人生に立ち向かう決意をした時、物語の歯車が回り始めます。 ----- 幽霊船との邂逅。 上陸した島で行われる「儀式」。 預言者の住まう幻想的な島。 スパロウが求める「鍵」の秘密。 「チェスト」に秘められた物語。 クラーケンの恐怖。 ヒロインの心の羅針盤は何を指すのか。 驚愕のクライマックスを経て、物語は第3作へと、続く! ----- 前作から再登場のキャラクターも加え、それぞれの思惑が交錯し、お互い騙しあい、利用しあい、出し抜きあうストーリー展開は、痛快そのもの。 派手でコミカルなアクションは、そのままアトラクションになりそうなくらい。 (アメリカのディズニーランドでは、既にジャック・スパロウが登場し、日本でも近々お目見えだそうです。) 正に「痛快冒険活劇」でした。 ----- そして今回も、エンド・クレジット後のボーナス・トラックあり。 前回ほど、次のストーリーに密接に絡んでは来なさそうですが。 ===== 絶好調の俳優陣。 なんと言っても、我らがキャプテン、ジャック・スパロウの人を食ったキャラクターに現実味を与える、ジョニー・デップ。 前作以上のコミカルさで、シリアスからアクションまでこなしきります。 既にベテランの風格漂わす、オーランド・ブルーム。 「真っ直ぐな青年」の路線はキープしたまま、前作よりしたたかさをちょっぴり身につけた役柄をきっちりこなします。 そして、今回は、パペット・アクションからソード・アクションまで披露する、ヒロイン、キーラ・ナイトレイ。 これだけでも十分なのに、今回の裏の主役、ディヴィ・ジョーンズに、ビル・ナイ。 コミカルな役からシリアスな芝居まで飄々とこなす渋い俳優さんです。 と私が言うのは、最近観た彼の出演作が、『銀河ヒッチハイクガイド』と『ナイロビの蜂』という組み合わせだったからですが。 ----- 前作を(エンド・クレジット後のボーナストラックも含めて)観ていないと、不死身の猿や、途中から再登場するキャラクターが理解できないので、まだ観ていないのであれば、観ておいた方が無難。 ま、でも、「分かったフリ」で観ても、かなり楽しめます。 そして、アジアを舞台にした第3作は、この第2作と平行して撮影されたらしいので、こちらも期待。 第3作上映の時に、オールナイトで、第1作から通しで観たいなぁ…。 ===== 『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』 - "PIRATES OF THE CARIBBEAN:DEAD MAN'S CHEST" 2006年 アメリカ 151分 http://www.disney.co.jp/pirates/ 監督:ゴア・ヴァービンスキー 出演:ジョニーデップ / オーランド・ブルーム / キーラ・ナイトレイ / ビル・ナイ 他 ★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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