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カテゴリ:映画

風立ちぬ
(c)2013 二馬力・GNDHDDTK
映画「風立ちぬ
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私の曽祖父は、九州の出身で、三菱の技術者として神戸に出てきたらしい。
祖父は、その血を受け継いで、神戸の専門高校に学び、設計の図面を引いていた。
私は小さい頃、祖父の部屋で、青い紙に転写された設計図や、計算尺を見せてもらった覚えがある。

その祖父は、陸軍に召集され、東南アジアで飛行機の整備をしていたそうだ。
祖父は、映画の主人公みたいな、伝説の設計士ではもちろんないが、技術者としての主人公の振る舞いが、なんとなしに祖父とダブり、しみじみとさせられる映画だった。

友人が、建築士の勉強をする中で、それぞれの柱の意味や配置の意味を考えてしまう、どの建物も、様々な思想があって、建築図面が引かれて建物が建てられていると思うと感慨深い、という話をしていた。

建築物だけではなく、自動車でも、飛行機でも、それを作るための工作機械でも、全体の図面があるだけでなく、そのネジ一つから、図面があって、それを作る人がいて、組み立てる人がいて、その積み重ねで製品が出来ているのだと考えると、製造業の緻密さ、凄さに改めて感動を覚える。

映画は、技術者としての話だけでなく、恋愛や、当時の世相など、様々な側面を持ち、幻想と現実が交錯しながら進んでいくのだが、私の中では、なんとなく「おじいちゃんの物語」であった。

ちょうどお盆の時期に観たので、祖母にそんな話をして、仏前に手を合わせて祖父に「報告」した。
良いお盆を過ごせた気がした。





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Last updated  August 23, 2013 08:55:05 PM
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RonaldBus@ Transforming your landscape with gorgeous blue stone slabs. Understanding the Benefits of Choosing …
mrtk@jp@ Re[1]:本と共に~「ぼくらはそれでも肉を食う」(06/19) >そらねこさん コメントありがとうござ…
そらねこ@ Re:本と共に~「ぼくらはそれでも肉を食う」(06/19) はじめまして。本の題名につられてお邪魔…
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