2012/08/29(水)21:51
「Firefox 15」正式公開 - ベータ版にて実装されたPDFビューワーはまだ実験段階か
「Firefox 15」が正式公開、メモリ管理が改善されアドオンからのメモリリークが解消 (窓の杜)
メモリリーク問題などを改善した「Firefox 15」が予定通り28日に正式公開されました。
こちらにも書かせていただきましたが、ベータ版から内臓PDFビューワーが実装されています。
しかしまだ見られないPDFもあるとのことのようで、今回のリリースではまだ実験段階にとどまっているようです。
リリースノートにはPDFビューワ関連の記述がありませんし、標準ではこの機能はOFFになっています。
ですので、ブラウザ上でPDFを開こうとするとこのような表示が出ます。
アドオンなしでPDFを表示するにはちょいと設定してやらなければなりません。
以下がその手順です。
アドレスバーに about:config と入力します
「細心の注意を払って使用する」をクリックします
検索欄に pdf を入力し
pdfjs.disabled の行をを選択し、ダブルクリックして true を false に切り替えます
その後Firefoxを再起動して完了です
ブラウザにPDFファイルをドラッグすると、表示することができます。
複数ページのPDFでは、ページの表示に若干時間がかかることもあります。
ところで、気になる次回「Firefox 16」のリリースですが、2012年10月9日の予定となっています。(Firefox 16 - Wikipedia)