カテゴリ:Windows8
先日「Windows 8 のファイル履歴でエラー - 保存ができないフォルダがある」でお伝えしました、Windows 8 のファイル履歴がうまく働いてくれない原因がはっきりしました。 これは私が、フォルダ数3,000、ファイル数40,000 をファイル履歴でバックアップを試みた際エラーが頻発し、そのエラーを何とか克服してすべて正常に保存できるようにした結果分かったことです。 もしかすると以下に述べる以外にも原因が存在するかもしれません。 原因:
具体的に例を挙げます。 例 1 クリスマス会のお知らせ.doc 例 2 NTT支払い一覧.xls 例 3 2014年1月の予定.pdf 例 4 ちらし原案.docx これらは読み方が同じファイルで、半角・全角またはひらがな・カタカナの違いだけですが、ともに同一フォルダに存在することができます。 しかしこういうファイルが入ったフォルダが存在すると、ファイル履歴でエラーが発生することがわかりました。 したがってファイル名を変えてやるだけで、まったくエラーが起こらなくなったのです。 そして、今回調べた約3,000フォルダの中に6か所、この類のフォルダが存在していました。 しかし3,000ものフォルダをひとつひとつ開いて、すべてのファイルをチェックするのは至難の業です。 ではどのようにしてそのフォルダを突き止めたのか、以下に方法を示します。 エラーでバックアップが作成されないライブラリの中の第一階層に A~D というフォルダがあるとします。 まずはそのフォルダをすべて「除外するフォルダー」のリストに追加します。 詳細設定にて「ファイルのコピーを保存する頻度」を「10分ごと」にします(サイクルを早くすることで探索のスピードを上げます) 「除外するフォルダー」のリストからひとつフォルダを削除し、10分以上待ちます。 10分後バックアップができていればその直前にリストから外したフォルダはセーフ。 エラーでバックアップができていない場合は、直前に外したフォルダの中のどこかに原因があります。 例えば上記 C フォルダで原因があると分かったとすると、今度はその中の階層の E~H フォルダについて同様に調査します。 これを繰り返していくことで、最終的に問題のあるファイルが入っているフォルダに辿り着くことができます。 確かにひとつひとつフォルダを開いてチェックするよりは楽ですが、それでも大変な作業です。 根性が必要ですね。 それから私の環境だけかもしれませんが、バックアップを作成している最中と思われる時に「除外するフォルダー」の操作をすると、エクスプローラーがクラッシュします。 その後正常にバックアップされない可能性もありますので、ファイル数が多い場合はある程度時間を置いて作業した方がいいでしょう。 関連記事 ◆Windows 8 のファイル履歴でエラー - 保存ができないフォルダがある ◆Windows 8 のバックアップ設定 - ファイル履歴を利用する お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ファイル履歴が動かない原因が分かりました。
ありがとうございました。 (2016.02.01 03:53:21)
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