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2007.09.15
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カテゴリ:きまぐれエッセー
空


戦後レジュームからの脱却ということで、憲法を変えることを最大の目的にしていた安倍政権があっけなく崩壊した。危険因子を抱えている麻生もそっぽを向かれることになった。
それにしても、勝ち馬に乗ろうと雪崩を打って棚ぼた福田にすり寄る図式も、やっぱり美しい姿とはいえないな。

安倍晋三は憲法改定に執念を燃やしていたが、母方の祖父の岸信介の遺志を引き継いだのだろうか、それとも自身の信念だったのだろうか。戦後レジュームからの脱却というより、復古主義を狙っていたようにも思えた。
腰砕けそのものの自爆となったが、福田が次を担うことで右傾化にある程度はブレーキがかかるのだろうか。

今回の辞任騒動で、三島由起夫の事件を何となく思い起こした。
三島由紀夫は二・二六事件の青年将校たちの心情に共感をもっていた。それとともに、ただの飾り物としてまつりあげられた天皇の処遇、牙を抜かれた現行憲法への不満を抱き、自衛隊を煽動して、クーデターに近い方法での憲法改定を狙っていた。その一方で、自衛隊に体験入隊。以後、体験入隊を重ねていた。
69年の11月には、自衛隊とともに国会を包囲し、憲法改正の審議を行わせるという最終的計画案をもって自衛隊某幹部に会うが、望んだ回答は得られず、自衛隊に絶望し、実力行使へと傾いた。
70年11月25日、「楯の会」の4名と陸上自衛隊市ケ谷駐屯地に到着。東部方面総監部総監と雑談を交わした後に、身柄を拘束。全隊員に集合を指示させた。
午後零時に「楯の会」の森田必勝とともにバルコニーに現れ、檄文を示し、憲法改正要求への決起を促す演説をぶつが自衛隊員からは冷笑やヤジを受けやおら、「天皇陛下万歳」を三唱した。
この姿は実況中継され、僕らもテレビにかじりついて見ていた。
零時10分過ぎ総監室に戻り、上半身裸になり切腹の作法にのっとり、両手で握った短刀を左脇腹に突き立てた。介錯をした森田も後を追って自刃した。
当時まだ20歳ほどだった僕は後楽園のボディービルジムに通っていた。そこにきた三島とたびたび会い、また楯の会のメンバーらしい青年たちも見かけていた。
そんなこともあって、目立ちたがり屋のナルチスト作家がそんなムチャな行動にでてまで憲法を変えたがる真意がどうしても理解できなかった。
その事件のおり、冷静に三島を見上げていた自衛官等の姿に、自衛隊は憲法という制約を受け止めているのではないかと、少しほっとした気分を抱いたものだ。

安倍晋三も三島由起夫も、改憲を狙ったが単なるドンキホーテの姿で消えてゆくことになった。しかし、自民党は改憲が党是になっているし、民主党のなかにも積極的改憲論をもつ人がいる。
つぎはどんな人が、どんな手をつかってくるのだろうか。ゆめゆめ気を抜いてはいられない。



天使











Last updated  2007.09.15 22:00:02
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