may's diary

　水曜から試験を控えているので、今日も朝から地理学部のコンピュータールームにこもる。１１時頃オイちゃんから『オカネナクナッタ　タスケテ』のメールが来る（→運悪く電話のクレジットもなくなったらしい）。

　他の人もきっとそうだろうけれど、お金借りるのって何だか抵抗がある。数ポンドならとにかく、でっかい金額になると、誰にでも頼めるというわけでもない。
　こちらに来てから、気がつくと口座残高がなくなっていた！　ということが結構あって、慌てて日本から海外送金するものの数日かかってしまったり、運悪く連休に重なってしまったり。。

　実はこの連休にそういう事態だったのだけれど、そのときもオイちゃんがつましい生活費の中からお金を貸してくれたので、お互いさまなのだ。
　そういうときに、うっかりしてて口座にお金がなくなっちゃった、送金に時間がかかるから、悪いけど数日暮らしていけるように○○ポンド貸して、って言えるのって、オイちゃんともう一人くらいなんだよね。

　なので、街のＡＴＭに行って、頼まれたよりちょっと多くお金を下ろし（彼も気を遣ってそうしてくれる）、学部の前でオイちゃんに会って渡した。

　今日はCommunity ConservationとMEAsとCBDを済ませる！と野望があったのだけれど、友達の部屋に忘れたファイルを取りに行ったり、別の図書館で勉強している友達に会う用ができたり、となかなかじっくり取り組めなかった。午後からちょっと集中してとにかく一つ終わらせ、お夕飯はオイちゃんと中華を食べに行く。

　お夕飯の後は、コースとカレッジが一緒のケイトのお誕生日。彼女自身は試験前だからみんな余裕がないだろうし、と言って何もする予定ではなかったみたいなので、その隙をついてサプライズ・パーティーを企画したのだ（ケイトの得意分野でどーしてもわからないことがあるので、今日お夕飯の後に部屋に来て教えてくれないかなあ、という手を使った）最近はみんなお互いの部屋をしょっちゅう行き来して試験準備をしているので、怪しまれることもない。お手製のケーキを準備して、みんな静かに彼女がやってくるのを待つ。
８時半、ノートを小脇に部屋に入ってきたケイトは、びっくりして本当に喜んでくれた。