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2008年03月23日
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カテゴリ:その他
Misty 1

今日はミスティの四十九日です。(また、別のところで書きますが、モモが逝って、ちょうど半年でもあります。)

ミスティは2月3日、あの大雪の節分の日の夜、眠るように旅立ちました。あと2ヶ月ほどで17歳でした。

ミスティと初めて会ったのは、17年前の夏。当時、横浜市にあった米軍基地周辺の野原のようなところに、リードも首輪もなく、ひとりポツンといたのを、夜中に当直で見回っていた兵隊が見つけて保護し、基地の人たちが3週間ほど世話をしながら飼い主を探したそうですが、捨てられたのか、野良犬の子として生まれたのか、誰も引き取りに来なかったそうです。

たった数ヶ月の子犬が保健所に連れて行かれてガス殺されると聞き、とりあえずひもじい思いをしないで、雨風しのげるところがあれば、昼間はひとりぼっちの留守番でも、殺されるよりはいいんじゃないかと、子犬を見もせずに引き取ることに。そして、その頃、目論んでいた都会での気楽な一人暮らしはあえなく目論みで終わり、三浦半島の端っこにある中古の極小一軒家での子犬との生活が始まったのでした。

ミスティはどういう生い立ちだったのかまったく分からないし、獣医さんも「いろいろ」というくらい何犬が入っているのか分からない子でしたが、性格はひとなつこく、無駄吠えもせず、誰にでもすぐになついてかわいがられました。

庭というよりは、家が建っている敷地の残り、程度の地面があり、はじめのうちは昼間、私が仕事に行っているときはそこを囲い、放し飼いにしていたのですが、お隣の奥さんが、うちとの間にあるフェンスのすぐそばで庭仕事をしていたら、背中を突付かれたので、何かと思って振り向くと、フェンスの間からミスティが顔を出して、かまって、というように鼻でツンツンしていたんだそうです。それがあまりにかわいかったので、それ以来、庭仕事をするときには少しだけおやつをあげちゃうのよ、ごめんなさいね、と言われたこともあります。

犬といっしょに育ったようなものの、実はそれほど犬のことやしつけの仕方などを知っていたわけではなく、最初は新聞紙か何かを敷いたところ(17年前の私はペットシーツの存在を知りませんでした)でトイレをしてくれたらいいなー、と思っていたんですが、一日じゅうついてしつけることもできず、そうこうしているうちに、トイレは外、と覚えてしまいました。室内では絶対におもらしをしなかったので、お行儀のいい子、と思い、そのままにしてしまいましたが、室内トイレのトレーニングをちゃんとしておけば良かったと、あとで何度も後悔しました。

ミスティを引き取って半年ほどしてから避妊手術をした動物病院で、子犬の引き取り手を探している人がいることを知り、ちょうど、昼間の留守番も2匹だったらさびしくないかなぁ、と思っていた矢先でもあったので、1匹いただくことにしました。それがモモです。

それから3年ほど経ったある日、ミスティが血尿に!あわてて病院へ連れて行くと膀胱炎、と。抗生物質ですぐに治ったものの半年くらいの間に3回繰り返し、今度なったら膀胱のレントゲンを撮りますといわれました。

モモもノミなどへのアレルギーがあり、もともと具合が悪くなったらそれに対応する“対処療法”に疑問を持っていた私は、具合がならないように“体質改善・予防”をしようといろいろ調べナチュラルフードにたどり着きました。

フードを変えたら、あっという間に健康になった2匹を目の当たりにし、食事の大切さを実感したので、自分の分も宅配の自然食に変えたおかげで、エンゲル係数がいっきにアップ。でもそのおかげで病院代も動物病院代も最低限で済んだのだと思います。

それ以来、ほとんど病気らしい病気もせずにシニア期を迎えたミスティですが、やはり年齢と共に免疫力が落ちるのか、12、3歳の頃から膀胱炎が再発し、しかもだんだんと感染する間隔が短くなっていったのでした。

それなのに、例によって衝動的な飼い主は、ドアや窓からの隙間風で外とあまり温度の変らない中古住宅の冬の寒さと、次から次へと対処しなければならない修理やメンテに辟易して、思いつきでペット可マンションへと引っ越してしまったのです(いざとなったらベランダでしてくれるかと思った読みは甘かったです)。

最後の数年は、膀胱炎にはなってもトイレはぜったい外!なミスティ(とモモ)を一日に何度も散歩に連れて行くのが日課でした。

人なつこく、元気いっぱいで食べることも大好きだった子犬が、いつの間にか老犬といわれる年齢になり、だんだんと衰えていく姿を見守らなければならないのは、とても切ないものでしたが、心から愛しいと思える存在があるというのはほんとうに幸せなことだというのも実感させてもらえた16年半でした。

平日は仕事があるので、最悪、最後を見送ってあげられないかもしれないと思っていましたが、ミスティは最後まで「親」孝行で、苦しむこともなく旅立ったのは週末をゆっくりといっしょに過ごした後、日曜日の晩でした。

ミスティ、最後までありがとう。いつかまた会えるよね。






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Last updated  2008年03月24日 13時23分21秒
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