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読売新聞に
奪われる命減らしたい 県、来月スタート という記事が載っていました。 <以下、全文転載> 県内の保健所に収容され、殺処分される犬や猫について、県は、希望者にペットとして無料で引き渡す取り組みに乗り出す。県保健薬務課によると、10月中にスタートさせる。県は今春、「約10年間で殺処分される猫を半減、犬を3割減」とする目標を打ち出しており、「この取り組みが切り札になる」と期待している。 県内で殺処分される犬・猫は毎年、3000匹前後。捕獲された野良犬のほか、飼い主の事情で飼えなくなった犬・猫は、保健所に収容されると、約1~2週間で殺処分される。 2007年度、県内4か所の保健所には犬516匹、猫2517匹が収容された。うち、犬は約6割の293匹、猫はほぼすべての2516匹が、山形動物指導センター(天童市荒谷)で炭酸ガスにより殺処分された。処分されないのは、元の飼い主らが「やはりかわいそう」と引き取るケース。同センターの男性職員は「処分は非常に心が痛む」と表情を曇らせる。 こうした現状に歯止めをかけようと、県は今年3月、動物愛護管理推進計画を策定。06年度を基準にし、2017年度に猫の殺処分数を半減することなどを目指し、希望者への引き渡しを導入することにした。 引き渡しの方法は、引き取り希望者が、各保健所で飼育方法の講習を受けた後、種類やサイズなどの希望を伝える。その上で、保健所が、収容する犬・猫の中から、条件に合うものを紹介する予定だ。 引き渡される犬・猫の条件は、〈1〉人に懐く〈2〉感染症などにかかっていない――など。性格の荒い犬や、生まれたばかりで自分で餌が食べられない猫は、希望に合っても、譲渡しない。 2年前に有料で引き渡しを始めた青森県によると、譲渡の条件を満たす犬・猫は全体の2割以下。犬に比べ、猫の引き渡しを希望する人が少ないことも悩みの種だという。 県保健薬務課によると、引き渡しの希望に合う犬・猫を探す場合、獣医師が立ち会う必要があるが、4保健所には獣医師が計7人だけ。このため、負担が大きくなり過ぎることも懸念される。同課は「動物愛護団体の力も借り、少しでも譲渡数を増やたい」と話している。 県は21日、村山保健所(山形市十日町)で行う動物愛護フェスティバルで犬・猫の引き渡しについて、初の説明の機会を設ける。 (2008年9月13日 読売新聞) とてもいい取り組みだし、必要なことだと思いますが、里親希望の人たちがほんとうに責任を持って最後まで飼育するかどうかなどは、きちんとチェックするのでしょうか。 失礼かもしれませんが「お役所仕事」という言葉が頭をよぎります。 センターに犬猫の里親希望で来る人の中には、「タダだからもらいに来た」人もいて、ワクチンや狂犬病その他の諸経費について説明されると「タダじゃないならいらない」と帰る人も少なくないと聞いたことがあります。 手ぶらで帰ってくれればいいですが、間違えてそういう家に引き取られた動物はかわいそうです。 そんなことのないように、審査もきっちりやっていただかないと。 (やっぱり動物だってこういう風にのんびり気楽に暮らしたいですよね) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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