シニア犬の目の保護
加齢で足腰の弱ったシニア犬は、すぐにすべったり、つまずいたりします。私もそうでしたが、事故防止のために、サークルに入れたり、防護柵をつけたりする人も多いと思います。けれどその素材が木やステンレスの硬いものだと、前のめりにつめずいた拍子に目をぶつけて眼球の表面を傷つけてしまう子もいます。実は私もミスティにそういう痛い思いをさせてしまい、しかもしばらくそれに気づかなかったという落第飼い主でした。当時、毎日お世話になっていたシッターさんと、どうも片目が変だよね、涙目だし・・・と病院へ連れて行くと、どうもぶつけて傷つけたらしい、と。先生に「かわいそうに、痛かったでしょう」と言われてました(ミスティが)それ以来、サークルには厚めの毛布やフリースラグなどをかけたり、直接ぶつからないようにクッションを立てたりしたので、少し狭くはなりましたが、目をきずつけることはありませんでした。 (これは私がそばにいて、サークルのドアが開いている状態ですが、そばにいないときはドアは閉め、その前にもクッションを置いていました。床も滑り止め防止などにいろいろ敷いていたので、どこにどうぶつかってもOK・・・だったはず) いまだにあのときのミスティの目を思い出し、その痛みを想像すると、申し訳ない気持ちでいっぱいになる私です。シニアのお世話している方たち、物言えない大切な存在のために、情報を収集して、想像力を駆使して、できるだけ快適に過ごせるようにしてあげてください。