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テーマ:献体・臓器提供について(20)
カテゴリ:病院
おはようございます 先週臓器提供の院内Coの業務で、脳死判定のシミュレーションを実施しました 年に一回院内で臓器提供に関する何かしらのシミュレーションを実施しており、これまでに角膜提供の家族説明のシミュレーション 臓器提供希望者が発生した時の北海道移植Coへの第一報連絡のシミュレーション そして今回と同様の脳死判定のシミュレーション等を実施しています 私は臓器提供の委員会の事務局をしており、毎年委員会の委員長でもある看護部長ともシミュレーションの内容を協議しながら決めているのですが 前回脳死判定シミュレーションをしてから時間も経っており、委員の入れ替わりも激しい中でシミュレーションも含めて脳死判定に立ち会った医師や看護師も減ってきていることから脳死判定シミュレーションを実施することに決めました 最期に当院で脳死の提供があったのがもう7年も前で、脳死判定シミュレーションをおこなったのも5,6年前だったので委員の半分以上が未経験だったので 今回のシミュレーションを通して実際の流れの確認やマニュアルと照らし合わせて行えたことで、とてもよく理解できたと振り返りでも評価は上々でした さらに今回は脳外科、小児科、麻酔科にも声をかけて、脳死下の臓器提供に関わりそうな診療科の医師も数名参加してくれて、医師からもとても勉強になったとの評価をもらったり 実際に患者が発生した時には誰に連絡したらいいですかと臓器提供に関しての意識も高まったと思います 医師の入れ替わりも激しく、若い先生方は3,4年で入れ替わるので、定期的にシミュレーションも実施していく必要性を感じました 若い先生方にとっても、色々な病院を回る中でまた医局に戻った時に移植に携わる機会も増えると思うのと、あそこの病院でシミュレーションをしたから何となくわかると思ってもらえるとうちの病院だけではなく 日本の移植全体にとっても貢献できると思います 普段の業務の合間で準備するのも難しいので、今年は特にこうしたシミュレーションや勉強会の講師の類は帰宅後や休みの日を使って準備をしなくてはいけないのですが これまでは自宅でもこどもが寝た後はだらだらSNS見ているだけだったので、逆に家でも勉強したり張り合いが出てきたと思っています タスクが多いと大変なのは間違いありませんが、やることたくさんで現状を変えないとこなせないような状況に置かれて初めて現状を打破するためにまた一つ成長していけることを改めて感じさせてもらっている1ねんn お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年11月17日 08時07分46秒
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