3113484 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

2017.04.10
XML
カテゴリ:マテリアル
続きです。

海外展開で興味深かったのは、最近ヨーロッパの老舗企業を買ったことです。
企業はアベノミクスで儲かって、内部留保は溜まる一方です。
国内は、人口減少で市場の拡大は見込めません。

中国も東南アジアもやったので、今度はヨーロッパということのようです。
米国ではかつて失敗しているし、買収に適した会社がないのでしょう。

かつての海外展開は、トップの思いつきでやられたことが多かったです。
同業他社がやるからうちもなんてのもありました。







もちろん、私も経験しました。
FSやマーケッティングをやると、採算が取れません。
本来無理な場合はトップを説得すべきですが、ミドルは鉛筆をなめて数字を作ります。
結果は惨憺たるものです。

損失は特損で処理されますが、失望して会社を辞めた人材は失われたままです。
ウォートンでMBAを取った私の後輩や社宅で親しくしていた若い技術屋さんがやめました。

まあ、その時はメーカーなのにNYで手ごろなホテルを買おうなんて検討していたことも
あったくらいでしたから、異常な時代でしたね。

コンサルタントは、社長の米国留学時代のご学友でした。
最終的には、環境問題でNGです。
300億円ぐらいどぶにすてたでしょうか。
高い授業料でした。






それから10年。
中国での工場建設プロジェクトで、かって米国での事業の片棒を担ぎ、
その時は香港事務所長になっていた人物が、なんと反対して潰してしまったのです。
本来推進すべきポジションの人が反対ですから、驚きました。
少しはかつての失敗が生かされたように思いました。

別件で北京に行った時、許可を出した役所から嫌味を言われました。

成長が著しい国への投資は、上手く行ったら行ったで規模拡大です。
利益は再投資に回されて、回収が先に延びるリスク?もあります。

技術屋主導のプロジェクトで苦労させられた人が、何人か参加していました。
OB会ではそんな昔話に花が咲きました。







余談ながら、東芝の原発問題を見ると、この会社は進歩しなかったんだろうと思いました。
名門企業と言われていますが、3代もおかしな強権的な社長が続いて有為な人材は
辞めたり飛ばされてしまって、残るはイエスマンばかりになっていたのでしょう。

買収した子会社のWH社からも、格下とみられ馬鹿にされていたと伝えられています。
三菱重工と張り合って相場の3倍の価格で買った時点で、アウトでした。
半導体を手放さず会社更生法などを申請して再出発するのが、
結果的には再建の早道でしょう。






Last updated  2017.04.10 09:47:45
コメント(2) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


Re:3年ぶりのOB会 #3(04/10)   ライラック7611 さん
お勤めしていた会社の経営層はしっかりしていましたね。
若くてして中途退社した方は、その後順調な道を歩んでいると良いですね。
そのような方をOB会に出席出たならさらに素晴らしい事です。
東芝は本当に経営層の責任は大きいと思います。
其の者達が各界で徴用されている日本社会は少し心配な所がありますね。 (2017.04.10 15:03:00)

Re[1]:3年ぶりのOB会 #3(04/10)   maki5417 さん
ライラック7611さん
>お勤めしていた会社の経営層はしっかりしていましたね。
>若くてして中途退社した方は、その後順調な道を歩んでいると良いですね。
>そのような方をOB会に出席出たならさらに素晴らしい事です。
>東芝は本当に経営層の責任は大きいと思います。
>其の者達が各界で徴用されている日本社会は少し心配な所がありますね。
-----

名門校のMBA取得者ですから大丈夫と思いますが、消息は不明です。

技術屋さんのほうは、大手損保に転職して、リスク管理の仕事をしてると言っていました。
思えばカントリーリスクに躓いたプロジェクトだったので、面白いと思いました。 (2017.04.11 13:29:22)


© Rakuten Group, Inc.