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三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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2018.06.18
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テーマ:ニュース(99203)
カテゴリ:時事問題
17日の新聞は、先の目黒の虐待死の詳細を報じていました。
何度もSOSを発していたのに、適切な対応がとられず殺されてしまったようです。

まずは日経新聞から

児相「終結事案」で受理 目黒女児虐待 香川と引き継ぎ時


東京都目黒区で船戸結愛ちゃん(5)が死亡し、保護責任者遺棄致死容疑で
父親の雄大容疑者(33)らが逮捕された事件で、
香川県の児童相談所が結愛ちゃんの転居後に虐待事案を引き継ぐ際、
継続支援を必要とする「ケース移管」と伝えたが、
東京の品川児相は終結した事案とみなす「情報提供」として受理していたことが16日、
両児相への取材で分かった。

香川の児相によると、201612月以降、結愛ちゃんが同県善通寺市の自宅前に放置される
事案が2回発生し、虐待の疑いがあるとして一時保護。
県警も傷害容疑で雄大容疑者を2度書類送検した。

雄大容疑者は1712月に目黒区に転居。
香川の児相は「ある程度約束を守れていて、改善傾向にあった」として、
18年1月に保護者の面談などを実施する「児童福祉司指導」を解除した。
ただ、転居先を管轄する品川児相に引き継ぐ際には一時保護の経緯を伝えた上で、
継続的な支援が必要とされるケース移管だと口頭と文書で説明した。

これに対し品川児相は児童福祉司指導が解除されていたことから、
国の指針で「状況の改善が図られ終結したが、再発する可能性がある」事案に適用される
情報提供」として受理。
香川側には「ケース移管には当たらない」と返答した。





ケース移管」と「情報提供」。
香川と品川の児童相談所の無責任な対応が、死に至らしめたということですね。
口頭と文書で説明しても、聞く耳を持たなければどうしようもないですね。
引っ越してきた時、安否確認しておけばと、悔やまれます。


朝日新聞はもっと詳細でしたが、興味を引いたのは後半のこの部分です。

目黒の女児、なぜ救えず 虐待死4人に1人は児相が関与

東京都目黒区の船戸結愛(ゆあ)ちゃん(5)が虐待を受けて死亡したとされる事件では、
児童相談所(児相)が何度も関わっていながら、小さな命を救うことができなかった。
専門家は、児相と関係機関の連携の必要性を指摘する。

厚生労働省によると、
虐待が疑われるとして全国の児相が2016年度に対応したのは12万2575件に上る。
一方、08~15年度の8年間で心中以外の虐待で亡くなった子は408人。
うち約4人に1人は、児相が関わったことがある子どもだった。

どの段階で警察へ連絡するかなどの基準は、自治体によってまちまちだ。
子どもの支援にかかわる自治体職員は
「子どもを長い期間見守るためには、親との信頼関係を築くのが一番大切。
警察と訪問した途端、態度を硬くする親も多い」と話す。

一方で、都内のある児相では、親が子どもと会わせることを拒否したため、
警察に援助要請して立ち入り、未就学の女児を保護したケースもある。
茨城県や愛知県では、児相が把握したすべての虐待情報を警察と共有している。

子どもへの虐待防止に取り組むNPO法人シンクキッズ代表の後藤啓二弁護士は
「今回は、親に拒否された時点で警察に連絡し、
安全を確認しなければならないケースだった。
児相だけで情報を抱え込んで判断するのではなく、
関係機関と連携して対応にあたるべきだ」と話す。
(貞国聖子、力丸祥子、高島曜介)
(朝日新聞デジタル 20180616 2256分)





 
虐待死は、1年で51人とのことです。
そのうち4分の1が児童相談所がかかわっていたというのですから、年間13人です。

児童相談所ノータッチが、38人もいます。
こちらもすごい数です。

衝撃を持って受け止められ大々的に報道された今回の報道は、氷山の一角でした。

どの命も大切な命です。
この問題は、もっと掘り下げられるべきです。










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Last updated  2018.06.18 08:10:55
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