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三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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2020.04.05
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カテゴリ:TV
NHKBS ダークサイドミステリー ナチスをだました男 20世紀最大の贋作事件

芸術の価値は誰が決める?ナチス高官をニセ名画・幻のフェルメールで15億円サギにかけ、
世界に衝撃を与えた天才贋(がん)作師メーヘレンが暴いた、芸術と金と欲望の闇!



31作品しかないフェルメールの偽物を作って、ナチスに売った男の話です。

ヒトラー率いるナチスドイツの最高幹部ゲーリング元帥が15億円の名画サギに!?
世紀のだましを実現したのは、闇の天才贋作師メーヘレン。大人気画家フェルメール幻の作品への金持ちや権力者の欲望を狙いニセ名画を量産した末に、驚くべき数奇な運命で人生を翻弄された伝説の画家だ。
タダ同然の絵を数百万倍の名画に仕立てただましテクニックとは?
高名な美術研究者までだまされた、意外な落とし穴とは?芸術と金と欲望の闇に迫る!




大物鑑定家が騙されて世紀の大発見と騒がれ、
オランダの美術館に堂々と展示された作品です。
制作に5年もかけたそうです。



自身が得意とした写実的な絵が否定されて修復士の道に、
それが友人の〇〇風にとの依頼で贋作に手を染め、
高名な鑑定家に見破られると、その鼻を明かしてやろうとフェルメールに挑戦です。
5億円、15億円と高値で売れて豪邸住まいですが、麻薬と女に溺れる生活で
まさに悪銭身につかずです。

戦後、ナチスにフェルメールを売ったことが露見して国家反逆罪に。
身の潔白を示すために、もう一枚実際に描いてみせて無罪です。

ゲーリングが15億円をすべて現金で用意できなかったので、
カネプラス200枚の作品で払い、結果偽物で大切なオランダ絵画を
ナチスから取り戻した英雄と売国奴から180度の評価転換です。





キリストと悔恨の女ゲーリングが騙された贋作です。
イエスがそっくりというのが決め手だったそうです。
同じ贋作者ですから当然ですね。





こちらも同じですね。









裁判風景ですが、さながらメヘーレンの個展状態です。

無罪判決の6週間後、不摂生がたたって心臓発作で急死しました。
彼の作品『エマオの食事』は ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館所蔵で
展示されています。




こちらは、上野の西洋美術館がフェルメール作と認定した作品ですね。


鑑定次第で値段が跳ね上がる美術鑑定の世界についても、出演者が苦言を呈していました。

青井アナウンサーが、この名画の良さがわからないのかと詰られるのがこわいと述べると、
ゲストからそれは違う、自分の好みで鑑賞すればよいとの真っ当な助言です。

フェルメールで好きなのは、





こちらとこちらです。
現物を見て、がっかりなものもあります。






ひとりひとりの好きがあっていいと思います。







再放送です。

(NHKBSプレミアム) 4月7日(火) 午後11:45~午前0:45(60分)


PS:ゴッホの作品総数は900点ですが
、毎年多数の作品の鑑定依頼が美術館に
持ち込まれるそうです。
4000点のうち本物は11点だったと、番組冒頭で披露されていました。

浜の真砂は尽きるとも世に贋作の種は尽きまじですね。







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Last updated  2020.04.05 17:00:05
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