2021/04/02(金)00:00
七つの会議
ストーリー:
都内にある中堅メーカー・東京建電。営業一課の万年係長・八角民夫(野村萬斎)、通称“居眠りハッカク”はどこの会社にも一人はいる所謂ぐうたら社員。ノルマも最低限しか果さず、定例の営業会議では傍観しているだけの八角は、トップセールスマンである課長・坂戸(片岡愛之助)からその怠惰ぶりを叱責されるが、一人飄々と毎日を送っていた。
一方、甘えたサラリーマン根性の部下は完膚なきまでに叩き潰してきた社内で絶対的存在の営業部長・北川誠(香川照之)が進める結果第一主義の方針のもと、部員たちは寝る間を惜しんで働くのだった。
そんなある日、突然、坂戸がパワハラで訴えられ異動となる。訴えたのは、年上の部下である八角だった。北川の信頼も厚いエース・坂戸に対するパワハラ委員会の不可解な裁定に揺れる社員たち。
そんな折、万年二番手に甘んじてきた営業二課長の原島(及川光博)が新課長として着任。だが、会社の顔である一課で成績を上げられず、原島は場違いすら感じていた。やがて、パワハラ騒動に隠されたある謎が、社員たちの人生、そして会社の存在をも揺るがし始めていく……。
(KINENOTE)
2013年に東山紀之主演でNHKでも4回シリーズでドラマ化されています。
こちらは、半沢直樹でお馴染みの福澤克雄監督の2019年の作品です。
野村萬斎主演ですが、顔芸の香川照之や及川光博、片岡愛之助、木下ほうか、立川談春とお馴染みのメンバーです。
ねじの強度偽装と隠ぺいですが、真実が徐々に明らかになって行く過程が面白く描かれています。
ドラマのリアリティーは、それなりにといったところでしょうか。
七つの会議って何?これが会議?
それにしても、こんな会社に勤めていたらつらいでしょうね。
最後に、会社と社員を藩と武士に例えていましたが、どうでしょう。
いまは江戸時代と違って、見切りをつけてさっさと脱藩する人も多いですね。
サラリーマンを30年以上やりましたが、偽装と隠ぺいを見聞した事があるかどうかときかれたらイエスですね。
まだ、コンプライアンスなんて言葉がなかった時代です。
内部通報の制度もなかったです。
水銀がらみとはいえ実害を考えにくい微細な規格値オーバーでしたが、NG品はNG品でした。
一度だけの出来事でしたたが、テレビで時おり某社のCMを見ると思い出します。
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