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三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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2022.04.23
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カテゴリ:映画


ストーリー:

19世紀後半、デンマークの辺境の小さな漁村に、厳格なプロテスタント牧師(ポウエル・ケアン)の美しい娘、マーチーネ(ヴィーベケ・ハストルプ)とフィリパ(ハンネ・ステンスゴー)は住んでいた。やがてマーチーネには謹慎中の若い士官ローレンス(グドマール・ヴィーヴェソン)が、フィリッパには休暇中の著名なオペラ歌手アシール・パパン(ジャン・フィリップ・ラフォン)がそれぞれ求愛するが、二人は父の仕事を生涯手伝ってゆく決心をし、歳月がたち父が亡くなった後も未婚のままその仕事を献身的に続けていた。

そんなある嵐の夜、マーチーネ(ビアギッテ・フェザースピール)とフィリパ(ボディル・キェア)のもとにパパンからの紹介状を持ったバベットという女性(ステファーヌ・オードラン)が、訪ねてきた。パリ・コミューンで家族を失い亡命してきた彼女の、無給でよいから働かせてほしいという申し出に、二人は家政婦としてバベットを家におくことにした。

やがて彼女は謎を秘めつつも一家になくてはならない一員となり、祖国フランスとのつながりはパリの友人に買ってもらっている宝くじのみであった。それから14年の月日が流れ父の弟子たちも年老いて、集会の昔からの不幸や嫉妬心によるいさかいの場となったことに心を痛めた姉妹は、父の生誕百周年の晩餐を行うことで皆の心を一つにしようと思いつく。

そんな時バベットの宝くじが一万フラン当たり、バベットは晩餐会でフランス料理を作らせてほしいと頼む。姉妹は彼女の初めての頼みを聞いてやることにするが、数日後、彼女が運んできた料理の材料の贅沢さに、質素な生活を旨としてきた姉妹は天罰が下るのではと恐怖を抱くのだった。さて晩餐会の夜、将軍となったローレンス(ヤール・キューレ)も席を連ね、バベットの料理は次第に村人たちの心を解きほぐしてゆく。

実はバベットは、コミューン以前「カフェ・アングレ」の女性シェフだったのである。そして晩餐の後パリへ帰るものと思っていたバベットが、この晩餐に一万フラン費やしたことに姉妹は驚くが、やがて今後もこの地に留まりたいというバベットの真意に思い至り、胸をつまらせるのだった。
(KINENOTE)




1987に公開されたデンマークのドラマ映画。アイザック・ディネーセン(カレン・ブリクセン)の同名小説の映画化作品で、同年度のアカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞した。

 

映画前半は辺境の村を淡々と描写し、また後半は主人公バベットの調理と晩餐会の様子を詳細に映像化しているが、単なるグルメ映画ではなく状況描写を通して人生の幸福を表現した佳品として、批評家や映画愛好者の間では評価が高い。上述のオスカー受賞のほか、1989英国映画テレビ芸術アカデミー賞BAFTA)最優秀外国語映画賞をはじめ、世界各国の映画賞で作品・監督・主演女優の賞を得た。

(ウィキ)






題名とだいたいの筋書きは知っていますが、観たのは初めてです。
まさに珠玉の映画です。

ヒロインのバベット役は、ヌーヴェルヴァーグの一員として知られ、サス ペンスの巨匠とも呼ばれていたクロード・シャブロル監督の元夫人で シャブロル作品のミューズとして数々の映画に出演した名女優ステ ファーヌ・オードラン(『いとこ同志』『女鹿』)。
原作は、村上春樹や JD・サリンジャーが熱愛した『アフリカの日々』(ロバート・レッドフォー ド、メリル・ストリープ出演で『愛と哀しみの果て』として映画化)の 作者として名高いイサク・ディーネセン(アイザック・ディネーセン)が、 本名カレン・ブリクセンで書いたもの。来たるべきスローライフを予見し たグルメ映画の傑作! 人生の至福と超絶技巧のフランス料理をぜひご 賞味あれ。
(映画HP)
バベット役の素晴らしさに納得ですが、他の俳優さんも知らない人ばかりでしたが良かったです。

圧巻の晩餐会シーン。
将軍の料理解説?にうなり、ウズラ料理の見せ方は中国のハト料理を思い起こされました。
初出張の時パリのバトームッシュでウズラいただいたことがあります。
将軍がウズラの頭まで食べたのには、住民同様驚きました。

晩餐会終盤に出されたチーズの量も多く、まさに欧州人にとっては漬物ですね。
コースのあとに飲みたらなくて赤ワインを頼んだら、それにはこのチーズが合うと
サービスしてくれたパリのレストランの主人を思い出しました。
8時スタートの夕食は、午前1時終了でした。

美味しい料理は、ひとをなごませて幸せにしますね。
観終わった後本格的なフランス料理を食べに行きたくなる作品でした。

PS:
お皿が重ねられているテーブルセッティングが興味深かったです。

こんな指摘も。
1860年物のヴーヴ・クリコが登場しますが、シャンパンの期限はせいぜい8年なので、舞台となる1885年まで質は保てないとのこと。監督が、インタビューで原作者の誤りを指摘したらしいです。
かなり前に買ったうちのシャンパンは?

 






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Last updated  2022.04.23 12:00:07
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Re:バベットの晩餐会(04/23)   ilovecb さん
こんばんは。




>1860年物のヴーヴ・クリコが登場しますが、シャンパンの期限はせいぜい8年なので、舞台となる1885年まで質は保てないとのこと。監督が、インタビューで原作者の誤りを指摘したらしいです。

そうですか、8年ですか・・・ワインのように熟成しないのでしょうか・・・。



(2022.04.23 18:50:00)

Re[1]:バベットの晩餐会(04/23)   maki5417 さん
ilovecbさんへ

ワインもちゃんとしたワインセラーがないと難しいです。
コルクが劣化して悲惨なことに。
買ったらなるべく早く飲むことをすすめられますね。

昔20年くらい前のヌーボーを飲んだことがありますが、それなりのお味で悪くなかったです。 (2022.04.23 21:51:20)

Re:バベットの晩餐会(04/23)   クロンシュタット さん
かつては欧州有数の大国、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドを支配していたデンマーク(デーン人の国)。
19世紀後半と言えば、支配下の国々をすべて失い、ユトランド半島南部は、プロシアに奪われ、没落の極みにありました。
没落の国家を、現在における世界最高水準の福祉国家へと変革したのは、日本とは真逆の国家観ですね。
一次産業が最優先されていることも、日本の現状と比べると、羨ましい限りです。

パリ・コミューンといえば、普仏戦争ですね。敗戦国のフランス、パリからは、革命に翻弄され、多くの人々が逃げ出さざるを得なかったのでしょう。
コミューンもデンマーク史も、大学の授業で学んだのですが、すっかり、完璧に、忘れてしまいました。 (2022.04.24 03:46:38)

Re[1]:バベットの晩餐会(04/23)   maki5417 さん
クロンシュタットさんへ

私も似たようなものです。
皇帝が追放され、夫と子供が殺されて・・・で、パリコンミューンが浮かびませんでした。

デンマークの辺境
日本だと原発立地ですね。


デンマーク映画を観たのは50年ぶりくらいでしょうか。
当時はきわどい性描写が話題でした。
そんなものしか輸入されなかった後進国日本でした。 (2022.04.24 08:01:31)


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