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「ママ、行かないと」が決まり文句に？ ウクライナが領土奪還へ決意
朝日新聞社　2022/08/10 

ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は10日、クリミア半島や同国東部地域などを念頭に「ロシアに占拠されたウクライナの領土は解放の対象だ」などとツイートした。

同じツイートの中で、ポドリャク氏は、前日9日にウクライナ南部クリミア半島の軍用飛行場で起きた大規模爆発を見ながら海岸リゾートから逃げるロシア人一家をとらえた動画の「ママ、行かないと」という発言に暗に言及。SNSで拡散したこの言葉が、「盗まれた領土で接収した家々に住むロシアの泥棒たち」が今後も繰り返し口にする「新たな決まり文句」になるとして、領土を奪還していく決意を示した。

この大規模爆発について、ロシア側は「事故」としているが、ウクライナメディアなどはウクライナ側の関与の可能性を伝えるなど真相はまだわかっていない。

「ママ、行かないと」が決まり文句に？ ウクライナが領土奪還へ決意 (msn.com)

ロシアが占領するウクライナ南部クリミア半島のノボフェドリウカの浜辺で2022年8月9日、爆発音のした方向から黒煙が上がっていた=AP

アベ銃殺事件、統一教会問題で、ウクライナ戦争報道は下火ですが、戦いは依然続いています。
スラブ人同士を戦わせてロシアの力をそぐという目的通り、米国はウクライナが劣勢にならないように、
あるいは一方的な攻勢にも転じないように軍事支援です。

ロシアの侵略から早くも半年です。
残念ながら、肝心の経済制裁はあまり効いていないようです。
ロシアの１─７月の経常黒字は１６６６億ドルで、前年同期の５０２億ドルから大幅に増加。（9日ロシア中央銀行）

西側の制裁で物とサービスの輸入が減少する一方、商品価格の世界的な上昇で、輸出収入が押し上げられ、
今年の経常黒字は過去最高となる見通しだそうです。
原油もガスも小麦も上がって、左うちわのようですね。


それにしても、ゼレンスキー大統領は、欧米に対する武力支援要請の一点張りで停戦や和平のアイディアはないようです。
開戦当初から戦闘機を要求していますが、これは拒否され、負けない程度の射程の短い大砲やドローンなどを供与です。
戦闘機をくれないなら、相手の基地を攻撃という事でしょうか。
時を同じくして、ベラルーシでも攻撃です。

ベラルーシの飛行場爆発 ウクライナ軍「パルチザンが助けてくれる」 (msn.com)

ミンスク合意をちゃんと実行し、ロシアと和平交渉していればこんな泥沼の戦いになることはなかったでしょう。
マイダン革命以来、ネオナチに乗っかって米国一辺倒に進みながら、その意図が見抜けなかったように見えます。

心配されたウクライナからの穀物輸出が再開されたので、アフリカの食糧危機は回避されつつありますが、
皮肉なことにその分世界の関心は低くなることでしょう。
ウクライナ国内のロシアとの共生派を根絶やしにした後ではロシアとのパイプもなく、戦争は行き着くところまで行ってしまうのでしょうか。
ＮＡＴＯの一員でもあるトルコの仲介を期待したいです。

ウクライナ大統領のファーストレディ、オレナ・ゼレンスカ（Olena Zelenska）氏が、ファション誌ヴォーグのデジタル版の表紙に起用されたが、保守派やネットユーザーの間で物議を醸している。
写真は著名なフォトグラファー、アニー・リーボヴィッツ氏によるもので、首都キエフの大統領府などで撮影されたという。
写真には、ゼレンスキー大統領も登場。ロシアとの戦争開始以来、トレードマークとなったカーキ色のTシャツを着て、オレナ夫人の手を取り、テーブルに座る姿などが撮影されている。

また、爆撃で破壊された世界最大の貨物機「An-225 Mriya」と兵士を背景に、ロングコートをまとってポーズを取るオレナ夫人の写真も公開された。写真には「何万人の女性が戦闘などの最前線に立たされており、ファーストレディのオレナ夫人の役割は、ますます最前線の外交で重要性が増している」と説明書きが添えられた。
ゼレンスキー大統領夫妻、ファッション誌の写真が物議 - Mashup Reporter

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