三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

2022/08/22(月)12:00

「おい、恒!」 ~ 五輪汚職事件

オリンピック(84)

五輪汚職事件は、統一教会問題と並んで最近のニュースの柱ですが、地検のリークで報道量は多いです。 高橋元理事のワルぶりと、成り上がりの田舎経営者のお人よしぶりが対照的です。 五輪組織委員会やスポーツ団体に渡したつもりの大金が、電通子会社の手数料や高橋が経営する焼肉屋の赤字の穴埋めに使われたことが判明して、 やられたと思っているのではないでしょうか。 上場会社らしく、応接記録やお金のやり取りの記録をちゃんと残しているところが「素晴らしい」です。 高橋がみなし公務員であることを、まったく知らなかったのでしょうか。 立派な犯罪証拠ですね。 それにしても、今回の件でAOKIはイメージダウンですね。 いつも閉店セールの三浦友和の青山、名ばかり店長問題のはるやまよりはいいイメージでしたが、製品の品質は?です。 三鷹のアパート近くの店で礼服を買ったら、真ん中に糸が縫い付けられていてなんと上着のポケットに手が入りませんでした。 糸1本だけでしたが、これはNGです。 ここの検品体制はどうなのかと思いました。 今やAOKIと聞くたびに、あの青木会長のカネで買った聖火ランナーの馬鹿づらと高橋のワル顔が浮かんできます。 故郷の長野に錦を飾った? 東京オリンピック絶賛だった読売の記事です。 部下から「教祖」「千番」と呼ばれたAOKI前会長、64年東京五輪では審判団の服装に見入る : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp) これはロイターのものですが、ワルい性格がよく出ている写真ですね。 それにしても、こちらの記事にはちょっと驚きです。 招致買収疑惑でフランスの検察当局から事情聴取されて退任した竹田とは、こんな関係だったのですね。 五輪汚職・高橋治之元理事が周囲をドン引きさせた「おい、恒!」 JOC竹田前会長を〝呼び捨” 東スポWeb 東京五輪・パラリンピック組織委員会で理事を務めた高橋治之容疑者(78)が受託収賄容疑で逮捕された波紋が、ますます広がっている。五輪利権を握り、スポーツ界を意のままに操ってきた高橋容疑者。「俺は偉い!」と言わんばかりの横柄な態度には眉をひそめるスポーツ関係者も多かった。中でも大ブーイングだったのが、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和前会長に対する「呼び方」だった――。東京五輪・パラリンピックのスポンサー企業を巡る汚職事件で、紳士服大手AOKIホールディングス(HD)からの受託収賄の疑いで逮捕された高橋容疑者。これまで国際サッカー連盟や世界陸連と太いパイプを築き、2002年日韓W杯や東京五輪招致にらつ腕を振るってきた。国際スポーツ界を意のままに動かしてきた自信からか、その横柄ともいえる態度が〝悪目立ち〟し、これまでもスポーツ関係者からの評判はすこぶる悪かった。「とにかく威張っていました。『スポーツ界で一番、俺が偉い』とでも思っていたのでは。我々が驚いたのは、竹田さんに対する呼び方。『おい、恒(つね)! 』ですよ。竹田さんがJOCの会長というスポーツ界のトップにいた時です。どんなに仲が良くても、人前では敬意を表さないのはおかしい」(高橋氏を知る競技団体関係者)旧皇族で東京五輪招致委員会理事長も務めた竹田氏は、高橋容疑者にとって慶大の後輩にあたる。確かにじっこんの仲であれば呼び捨てはおかしくはないとはいえ、公の場で役職にある人物に対し「恒!」呼ばわりは、周囲をドン引きさせていた。しかも、竹田氏は五輪招致を巡る贈賄疑惑でフランス当局の捜査を受け、19年に責任を取って長年務めたJOC会長を任期満了という形で退任。国際オリンピック委員会(IOC)委員も辞任している。この疑惑については、20年にロイター通信が高橋容疑者が招致委員会から820万ドル(当時のレートで約8億9000万円)相当の資金を受け取り、IOC委員らにロビー活動を行っていたと報道。高橋容疑者は疑惑の渦中にいたにもかかわらず、当時は大きな問題とはならなかった。「竹田さんだけが責任を取って、自分は関係ないという態度。人間性が出ますよね」(別の競技団体関係者)と後輩を突き放した姿勢に、今も非難の声はやまない。〝高橋ショック〟がスポーツ界全体に暗い影を落とす一方で、心の中で安堵している関係者も多そうだ。 竹田が1947年生れ、高橋が1944年生れで3歳違いで、ともに慶応義塾幼稚舎からです。 実弟が環太平洋のリゾート王イ・アイ・イーの高橋治則だったのですね。 親戚には、浜口雄幸の名前も見えます。 なかなか興味深い家系です。 NHKには、ぜひお得意のファミリーヒストリーで取り上げてほしいものです。 高橋治之 - Wikipedia 高橋治則 - Wikipedia

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