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2024/03/30(土)12:00

ウクライナ戦争のピエロ役、数週間内に退任へ ~ 米国務省のヌーランド次官

時事問題(1772)

米国務省のヌーランド次官、数週間内に退任へ ウクライナ支援で重要な役割 (CNN) 米国のブリンケン国務長官は5日、国務省のヌーランド次官(政治担当)が今後数週間内に退任すると発表した。ヌーランド氏はウクライナでの戦争に関する米国の対応で重要な役割を果たした。米国によるウクライナ向けの資金援助が依然として連邦議会での審議を通過しない中、ロシア軍は戦場で前進している。事情に詳しい情報筋によれば、ヌーランド氏の後任にはスミス北大西洋条約機構(NATO)大使が指名される見込み。それまではバス国務次官に職務の代行を依頼してあると、ブリンケン氏は明らかにした。ヌーランド氏は過去数カ月、昨年7月に退任したシャーマン国務副長官の代理を務めていた。国務副長官の役職には先月中旬、国家安全保障会議(NSC)高官のカート・キャンベル氏が正式に就任した。ブリンケン氏は声明でヌーランド氏の実績を称賛。中東やアフリカ、中米ハイチで起きた複雑な危機への対応や、欧州、インド太平洋地域での米国と同盟国との関係強化を主導したと評価した。その上で、ウクライナ情勢ではロシアのプーチン大統領による全面侵攻に対峙(たいじ)。世界的な連合を組織して同氏の戦略的な失敗を引き出すなど、ウクライナ支援で不可欠な役割を果たしたと述べた。米国務省のヌーランド次官、数週間内に退任へ ウクライナ支援で重要な役割 - CNN.co.jp  2014年からウクライナ戦争を裏で主導してきた人物です。 バイデンのピエロ役なんて言われているそうです。 共和党が下院で多数派となってウクライナ戦争の支援予算は凍結です。 武器や弾薬不足のウクライナの劣勢は明らかで、さすがのNHKも負け戦を認めざるを得ないとも。 このところ報道量も減り、「専門家」のお顔も見ることが少なくなりました。 そんな中でのヌーランドの辞任表明です。 ウクライナとロシアを戦わせて、ロシアを疲弊させるという目的を果たしたからでしょうか。 それとも、米国の援助ができない現状では、ウクライナに見切りをつけるのが得策と考えたということでしょうか。 私には、後者のように見えます。 援助で政府高官が私腹を肥やしたり、戦争の最中に総司令官を交代したり、クリミア奪還が停戦条件言ったりと 異常な行動が目に付くゼレンスキーです。 欧米の支援がなければ、戦争継続が難しいウクライナです。 他国の戦争は自国経済に貢献するものですが、EUの盟主ドイツは米国にロシアとのパイプラインを破壊されエネルギー供給不安で経済低迷です。 戦車も供与したしこれ以上は無理、早く終わらせたいというのが、本音でしょう。 ウクライナ戦争にとっては小さくないニュースですが、日本のマスメディアの注目はゼロのように見えます。 参考: ウクライナ戦争は、開戦から1年3か月後の2023年5月末にウクライナのクラマトルクス(バフムト)を、激戦の末に露軍(主にワグネル)が陥落した時に、実質的にロシアの勝利・ウクライナの敗北で終わった。ウクライナ軍は戦死者多数で疲弊して戦えなくなっていた。 翌月、米国に加圧されてウクライナ軍が「大反攻」を試みたが、3日で圧倒的に敗退した。それ以降、ウクライナ軍はほとんど戦えない状態が続いている。だが米諜報界は、マスコミ権威筋に「ウクライナはまだ戦える。挽回できる」「露軍は疲弊して潰れかけている」など、事実と正反対のニセ情報を食わせ続け、米国側マスコミは「間もなくウクライナが挽回してロシアを潰す」と喧伝し続けた。(決着ついたが終わらないウクライナ戦争) この流れの中で、ビクトリア・ヌーランドは2023年7月に、バイデン政権の政治担当国務次官(under secretary …)から国務副長官(代行。acting deputy secretary)に昇格している。ヌーランドは、ウクライナを立て直してロシアを潰す策の具現化に邁進することになった。 だが、ヌーランドが国務副長官に昇格した時点で、すでにウクライナはロシアに勝てない状況だった。過激なヌーランドは、ウクライナ軍に無理をさせて露軍と戦えと発破をかけたが、無理をさせるほどウクライナ軍は疲弊し、米傀儡として軍に無理を強いるゼレンスキーと、実際に軍を動かす将軍たちとの齟齬・対立が激しくなった。(ウクライナ戦争体制の恒久化) ヌーランドは、ウクライナを頑張らせればクリミアをロシアから奪還でき、その延長でプーチン政権を崩壊せられると主張し続けた。 上司であるブリンケン国務長官は、クリミアの奪還をウクライナに奨励するのは現実的でないとヌーランドの主張を否定したが、ヌーランドは無視して好戦的な案を放出し続けた。 ヌーランドは、ウクライナに対露和平を許すと、自信をつけたロシアがNATO諸国を攻撃して核戦争になるから和平はダメなんだと主張した。彼女はバイデンよりも大きな権力を持っているという説まで出た。(Nuland outlines US goals in Ukraine) だが、ヌーランドがどう動こうが、ウクライナの敗北は覆らなかった。敗北が確定してから半年が過ぎてもウクライナは有効な反攻ができず、今年に入って欧州諸国が米国の好戦策に同調しない傾向を強めた。 ロシアの優勢とウクライナの敗北が否定できなくなり、ヌーランドは欧州や米共和党から失敗者のレッテルを貼られるようになった。 この先に、今回の辞任がある。 ヌーランドは、本当にバイデンよりも大きな権力を持っていたのか。そんなことはない(バイデンの脳内が、まっとうな判断をできない状況になっている可能性は高いが)。 ヌーランドの上司たちは、彼女の過激な好戦発言(不規則発言)をわざと止めずに放出させ続けることで、欧州などの同盟諸国をビビらせる策をとった。 実際は、ヌーランドの発言が具現化することはなく、過激な不規則発言の乱発によって、欧州や非米側での米国の信用が失墜するだけの結果になっている。(11th July: The date set by Victoria Nuland for WWIII)By  国際情勢解説者の田中宇(たなか・さかい) ビクトリア・ヌーランドの夫であり、ネオコンの理論家とされるロバート・ケーガン氏 マイダン暴力革命を起こしてウクライナ戦争を始めたビクトリア・ヌーランド国務次官補が辞任ー「隠れ多極主義者」はネオコンか(ヘイリー氏は自らピエロ役) | 共生共栄友愛社会を目指して (it-ishin.com) ヌーランド氏の夫であるロバート・ケーガン氏は、民主主義などを掲げて他国への介入を主張する「新保守主義(ネオコン)」の論客であり、 その義妹キンバリー・ケーガン氏は、米政府のプロパガンダ機関として目され、ウクライナ戦争を強力に後押ししているシンクタンク「戦争研究所」の所長を務めるなど、一族そろって"いわくつき"の人物であるのです。 *一時期NHKは毎日「戦争研究所によれば」でした。 ウクライナ戦争の"元凶"ヌーランド米国務次官が退任 ウクライナ敗北を前に表舞台から姿を消そうとしたという指摘も | ザ・リバティWeb/The Liberty Web (the-liberty.com) 日本のお友達? ドイツ空軍のクリミア大橋爆撃機密会話漏洩 煽っていたヌーランドは遂に更迭か?(遠藤誉) - エキスパート - Yahoo!ニュース

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