高校音楽祭 2024 #3
15分の休憩をはさんで、新発田南校から再開です。知らない曲ばかりでしたが、まとまりがあるとてもいいハーモニーを奏でていました。エレキベースに変ります。制服姿で正統派高校ブラスバンド部という感じです。1、2階席はほぼ満席でした。お隣さんもビデオにカメラにと忙しかったです。参考:作曲:広瀬勇人 【作曲家からの曲解説】 「うつくしの島」は2016年、ロケットミュージック(株)への書き下ろし作品として作曲されました。私が以前、旅行で本土から離れた小さな島を訪れた際、島の圧倒的な美しさに深く感動すると共に、自然の厳しさやそこに住む人々がどの様な想いで日々の生活を過ごしているのかを考えさせられました。 そこには見た目の美しさだけではない、現実生活や自然の厳しさがあるのではないかと思い、また一方で、人々の柔らかな表情や言葉の端から、自分たちの土地への思い入れも伝わってきました。 曲名の「うつくし」という言葉には、「美しい」という意味の他に「いとおしい、尊い」といった意味が含まれており、島に住む人々の、自分たちの土地への愛着や思い入れを音楽で表現出来ればと思い、曲名に付けさせて頂きました。 全国的に小編成・少人数のバンドが増えている中、この作品は最小で8名の演奏者(Cl, A.Sax, Trp, Hr, Trb, Euph, Tub, Perc.:豆譜(キュー)を使用すればこれら以外の8名でも可)で演奏することが出来ます。演奏技術的にも無理がなく、初級~中級者の多い20~30人程度のバンドで演奏しても、安定感と広がりのある演奏となるでしょう。 打楽器パートは、セッティングを工夫すればTimp.とPerc.1を1名で同時に演奏する事が可能です。 野球部じゃないですが、学校のブラスバンドも少子化に対応なのですね。