将校は「去勢」
(声)語りつぐ戦争 将校は「去勢」、敗戦時の風説2016年3月21日 朝日新聞無職 直木孝次郎(奈良県 97)睾丸(こうがん)を抜かるる前にと吾を誘う娼婦のありぬ敗戦の夜2月22日の朝日歌壇に載った福島県の古川利意氏の歌を読み、私は敗戦の45年8月、26歳で海軍中尉だった頃を思い出した。降伏すると自分らも米国の支配下に入る。ひらたく言えば捕虜になるが、その先どうなるか、色々の風説が流れていた。その一つに一般の兵隊はすぐ解放されるが、将校は去勢されてニューギニアに送られ強制労働10年、という説もまことしやかに伝えられた。何の根拠もなく面白半分に流された説で、まさかと思って聞き流したが、元軍人の自分たちはどうなるかと不安を抱いていたことは事実である。それゆえ、武装解除で帯剣や小銃などを捨てただけで、何のおとがめもなかった時にはホッとした気分になった。全国に流されていた浮説であったのだろう。古川氏の歌から敗戦の混乱を思い起こし、感慨無量である。投書欄で見かけました。知人のお父さんの投書です。お年は97歳。お元気で何よりです。学生の頃、東大寺のお水取りを見に行ったことを思い出します。奈良へはもう何十年も行っていませんが、さるお方のブログを拝見するとあまり変わっていないようです。でも、JWマリオットが建設されるなんて新聞に載っていたので、だんだん変わって行くのかもしれません。当時の戦争を知らない子供たち、いまは老人?としては、いつまでも平和な日本であってほしいと思います。直木先生が去勢されていたら、美人のお嬢さん方もこの世に誕生していませんでしたね。将校への報復ときいて、第二次世界大戦中にソ連のグニェズドヴォ近郊の森で約22,000人のポーランド軍将校、国境警備隊員、警官、一般官吏、聖職者が銃殺されたカティンの森事件を連想しました。父親が事件の犠牲者となったアンジェイ・ワイダ監督が2007年に映画化しています。豪華絢爛バラMIX100本のアレンジメント 【楽天1位】誕生日プレゼント女性 誕…価格:10,800円(税込、送料込)