杉原千畝 スギハラチウネ 上
映画「杉原千畝 スギハラチウネ予告(発売前) - YouTubeストーリー:1934年。語学力と情報網を武器に外交官・杉原千畝(唐沢寿明)はソ連北満州鉄道譲渡の交渉を成立させる。その一方で仲間を失い、千畝自身彼を警戒するソ連から『ペルソナ・ノン・グラータ(歓迎されざる人物)』に指定され入国拒否されてしまう。千畝は在モスクワ大使館への赴任を希望していたものの叶わず、外務省よりリトアニア・カウナスにある日本領事館での勤務を命じられる。1939年、千畝は新たな相棒ペシュとリトアニアで諜報活動を開始。情報を収集し激動のヨーロッパ情勢を分析、日本に発信していく。やがてナチスドイツがポーランドに侵攻し第二次世界大戦が勃発。ナチスの迫害から逃れようと通過ビザを求めるユダヤ難民がカウナスの日本領事館へ大挙する。その数は日に日に増していき、彼らの置かれた状況を知る千畝は日本政府からの了承がないまま難民たちに通過ビザを発給するが……。『杉原千畝 スギハラチウネ』は、2015年制作の日本映画。第二次世界大戦中、ナチスによる迫害から逃れるユダヤ人のために独断で日本通過のビザを発行して、6,000人あまりのユダヤ人を救った外交官・杉原千畝の生涯を描いた作品。ポーランドで9月13日から11月上旬まで約2か月にわたりロケが行なわれた。本作では杉原千畝が外交官としてだけでなく、堪能な語学力を使い、赴任した各国で類いまれな情報収集能力を発揮し、貴重な情報を集めて日本に送り続けた「インテリジェンス・オフィサー(諜報外交官)」であった一面も合わせて描いている[2][リンク切れ]。139分(ウィキ)*2139枚のビザを発行映画は、あまりヒットしなかったようでしたがなかなかの大作で、興味深く見ました。早稲田大学の学費が払えなくて、官立のハルピン学院に入学して語学を学び、何度かそのハルピン学院のモットー:自治三訣の「人のお世話にならぬよう、人のお世話をするよう、そして報いを求めぬよう」が語られます。映画に出てくるウラジオストク領事代理の根井も同窓生です。根井 三郎(ねい さぶろう、1902年〈明治35年〉3月18日 - 1992年〈平成4年〉3月31日)は、日本の外交官、法務官僚。杉原千畝が発行した通称「命のビザ」を利用してウラジオストクへ逃れてきたユダヤ難民に対して、在ウラジオストク総領事代理として外務省の訓令に抗議し日本行の船に乗船許可を与えた人物として知られる[1][2]。2017年以降に、彼自身も命のビザ(根井ビザ)を発行していたことも判明した[3]。ウラジオストクの乗船シーンで濱田岳演じるJTBのパーサーが出てきますが、これは映画出資企業への配慮でしょう。ヒットラーと親しかったドイツ大使の大島を演じるのは小日向さんでした。戦後A級戦犯で終身刑とクレジットした方が、親切かと思いました。軍人が外交の重要ポストしめるようでは、危ういですね。そういえば、アベは在任中お友達に大使のポストをプレゼントしていました。アベノミクスのブレーンは、おいしいポストと言われているスイス大使でしたね。この国での実務ポストはジュネーブの国連大使で、こちらは伊原君がやっていました。彼はその後フランス大使をやって、今は宮内庁です。