台湾のホテル
昨日両親の「夫婦で台湾」をブログアップしましたが、その後私も10回以上台湾を訪問しています。私の初めての海外旅行も台湾でした。その時泊ったのは、国賓大飯店です。日本でいえば帝国ホテルのようなところです。ロビーでは、日本人男性観光客の姿が目立ちました。30年前のリーフレットです。そのあと何回か泊ったのは、ハワードプラザです。新宿の京王プラザと提携していると言っていました。外資系商社の台北支店が予約してくれました。たまには、こんなところをアレンジしていただきました。うなぎの寝床のような細長いスィートルームでした。海外出張が苦手な営業部長は、JALのロイヤル台北に泊まっていました。ここは部屋の内装が花柄で乙女チックなホテルでした。台湾はその後経済発展を遂げて、立派なホテルがどんどん立ち始めました。シャングリラのファーイーストプラザ、リージェント、ハイアットが御三家と言われていました。この頃は、もっぱらハイアット台北に泊まっていました。ここのフカヒレの姿煮がおいしかったです。温水屋外プールがあって冬でも泳げました。外人さんにまじって、朝食前にひと泳ぎです。高雄ではこちらですが、1回1泊で2回行ったくらいです。うち1回は、阪神大震災の時です。朝起きてテレビをつけてびっくりしました。仕事を終えてテレビを見たら、韓国のTVがこれで韓国メーカーの受注が増えると放送していたのが、印象に残っています。高雄の市場で海鮮料理を食べたら、見事に当たってしまいました。翌日の香港のシャングリラホテルでは一晩中冷や汗をかきながら夜景を見て過ごしました。ビデがあって助かりました。中国語のメニューが読めなくて困ったことも。注文した料理がほぼ同じものでした。(台南)また、漢字の感じからスペシャルなものだと思って注文したら、ピスタチオが出てきてがっくりでした。(花蓮)最後に行ったのは、桃園のハイテク工業団地です。この頃はすでに日本の半導体産業は凋落傾向でした。今は東芝がおかしくなり、半導体製造メーカーと材料メーカーが踏ん張っています。家内は台湾に行ったことがありません。韓国もです。私は仕事で何度も行ったし、料理もそこそこで、それほど見たいと思うところがないので遠のいています。太魯閣渓谷にも行きましたが、家内に見せるほどでもありません。われわれの「夫婦で台湾」は、まぼろしのようです。(参考) 毎日新聞 1月11日【台北・鈴木玲子】台湾の蔡英文政権が2025年までに脱原発を実現するため提案した電気事業法改正案が11日夜、立法院(国会)の本会議で、可決・成立した。改正法には「25年までに原発の運転を全て停止する」との条文が盛り込まれた。改正法は、原発分の電力を代替する再生可能エネルギーの普及など電力改革を行う内容。脱原発が実現すればアジアでは初となる。 東京電力福島第1原発事故後、台湾では反原発の機運が高まっていた。蔡総統は総統選前から「25年までに非核家園(原発のない郷土)」の実現を掲げてきた。 台湾では、完成した原発3カ所の原子炉6基(2基は停止、1基は点検中)が18年から25年までに順次40年の運転期間が終わる。日本企業が原子炉などを輸出し「日の丸原発」とも呼ばれた第4原発は14年に建設が凍結されている。蔡政権は運転延長や新規稼働を認めず、脱原発を達成する狙いだ。 代替として再エネの普及拡大を目指し、電源構成で再エネ比率を現在4%から25年に20%まで大幅に引き上げ、再エネ事業への民間参加を促す。蘭嶼島にある低レベル放射性廃棄物貯蔵施設の移転計画も進める。しかし産業界を中心に電力供給の不安定化や電力価格の高騰を招きかねないと懸念の声も相次ぐ。*日本同様火山国、地震国の台湾です。 賢明な 選択だと思います。 「麗しの島」に原発は似合わないです。