さらば日本郵船株 ~ まあまあ売り 下
それにしても、鳴かず飛ばずの日本郵船株が急上昇です。コロナで経済が停滞しているはずなのにどうして?次のような事情だそうです。海運株が軒並み高、コンテナ船の運賃高騰受け外国人買い続く2021年4月22日 日経新聞日本郵船(9101)、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)の大手3社を中心に海運株が軒並み高。商船三井は午前9時55分時点で前日比155円(3.9%)高の4090円で取引されており、TOPIX(東証株価指数)業種別指数において海運業は全33業種中で値上がり率トップとなっている。米国の景気回復に伴ってアジア発で米国向けの海上コンテナ輸送の需要が拡大。3月の輸送量が単月で過去最高を記録したほか、4月に入っても高水準が続いており、それに伴って北米航路を中心に世界のコンテナ船の運賃も高騰している。日本では大手3社がオーシャン ネットワーク エクスプレス(ONE)という合弁会社を通じて展開しており、これが今2022年3月期も収益押し上げ要因になるとみた外国人投資家などが断続的に買いを入れている。米国経済の回復に伴うコンテナ船運賃の高騰だそうです。日本郵船も好調で、6月に130円も配当するそうです。それまで20円づつ年2回40円配当でしたから大幅増配先週いっぱいの注文で、500株づつ3950円、4000円、4050円で指値注文したら、週内ですべて約定してしまいました。儲けは大したことないですが、配当金の権利もとっているので、それと合わせれば息子の赴任先に夫婦で出かけるくらいの費用は確保できたようです。コロナで渡航費用も上昇のようですが、いずれにしてもこの騒ぎが落ち着くまで海外旅行は無理でしょう。年初来の高値は4020円です。4500円との予測もあります。チャートを見ればまだ上がりそうな気配ですが、頭としっぽはくれてやれという相場の格言もあります。まあ、こんなものでしょう。今回の売りはやれやれ売りとでもいうのでしょうが、私にとっては長年の含み損が解消し(一時は3分の1)現金化できたので、まあまあ売りといったところです。さて、増加した手許現金、本来は再投資すべきでしょうが、株価が高水準なので悩むところです。当然のことながら預金していても大した利子はのぞめず、投資しなければ配当金は入って来ません。さしあたり年金や不動産収入?で暮らせるので、先の備えとしながら生活の潤い?のために少しずつ取り崩すことになりそうです。日本郵船の飛鳥でクルーズなんてのもいいかもしれません。余談ながら、勤務していた会社の会長が引退を機に夫婦で世界一周のクルーズに出かけました。費用は1500万円です。ただ、出港時に横浜まで見送りに行ったのは、彼によって引き上げられた技術畑の3人だけでした。ちょっとさびしいと思うとともに、そこまでするかと思いました。こうでなければ、サラリーマンは出世しない?この話をしてくれたのは、東京大学の大学院卒の社員でした。学科まで会長の後輩です。もちろん聡明で理論的、上におもねるようなタイプではありません。出世?したのは、大阪大学卒の少し調子のよい男で下を押さえつけるタイプと聞いています。