会長☆マサオくんのブログ

2022/02/04(金)07:58

黒ぢょか

生活(417)

黒ぢょかを漢字では「黒千代香」となるそうです。南九州鹿児島へは3回程旅行したことがあります。ご当地でお酒をいただくとなると、清酒ではなく、ほとんど芋焼酎ということになります。鹿児島の清酒というとあまり美味しいと感じる銘柄は思い浮かびません。気候が清酒造りに向いていないそうです。ですが芋焼酎が特に美味しいと感じられるのです名物の「さつま揚げ」や「きびなご」をつまみに飲むと、鹿児島に居るという気になりますね 盛場「天文館」で懇親会をした時、黒い平たい急須のような陶器の銚子にお燗をした芋焼酎が出されました。鹿児島らしい武骨で力強い土瓶に「ハーフ アン ドハーフ」に水で割られたお燗の焼酎です。口当たりも良く、そして飲み易く、気持ち良くいただいたことができました。また、翌朝も思いのほか好調でスッキリとした気分でした。旅行中に清酒を飲み過ぎると二日酔いで途中の記憶が消えるのですが、おかげで南九州旅行はちゃんと記憶があります 千代香は、鹿児島地方の方言で偏平の体に注ぎ口の付いた陶器製の土瓶で、現在ではほとんど焼酎を温めるために使っているようです。関東や関西、私たちの信州でもこれを見ることはほとんどありませんし、焼酎をお燗して飲む習慣もないですね。私は飾らない薩摩焼が好きですから、この黒ちょかで水割りのお燗した焼酎を最近家飲みしています 初めて見た天文館での黒ぢょか、黒湯飲み、黒盃にまた出会いたいのですが。今はこの黒ぢょかで焼酎をもっぱらいただいています。体にもいいですよ~。  荒木窯の千代香 “つや消し” 古道具屋さんから入手した千代香~芋焼酎を前日から等分で水割りにします~

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