会長☆マサオくんのブログ

2023/10/06(金)14:45

しめ縄

文化(137)

神社に行くと、鳥居にも、また社殿にも藁で造ったしめ縄が張ってあります。地鎮祭や上棟式を行う場合にも四角に竹を立てしめ縄を張りめぐらせます。そしてその縄の下にも三・五・七本の藁を垂らしてあります。このしめ縄の意味は、神域と現世の結界を示すものだそうです。お正月には、各家庭でも玄関にしめ縄を取り付けますが、これも同じ意味があるのでしょうね。 大きな神社では氏子さんや参拝者がたくさんおいでになるのですが、中山間地の古くからのお社では最近は多少事情が違ってきているようです。住民の方々の少子高齢化によって氏子さん達が減少してきていて、神社をお守りする人達が少なくなっています。またお守りする技術の伝承も滞りがちになっているようです。私の古里、小川村の神社も同様で、毎年大鳥居に各地区持ち廻りで製作してしめ縄を取り付けていましたが、作り方も手伝いの方々も減少して、当地区では、もうしめ縄作りはできません!、と断る集落も増えているとのことです 二年前に他界した母親も、地区年寄りのお手伝いをして鳥居のしめ縄を作ったもんだよ!かじ屋の父さんが上手で教えてもらって、手伝ったと話してくれていました。その母のお墓参りに行く度、鳥居の前を通るのですが、このところしめ縄がかかっていません。母の話を思い出し、同村出身のY社のY社長さんに相談して、当社と2社の寄附でナイロン製のしめ縄を取り付けることにしました。1社では畏れ多いので、お仲間と連れ立って負担することになりました。今日、お日柄も良いので、大鳥居に取り付けていただきました。神主さんも総代さん方にも喜んでいただき、結果、良かったと思いました。これで来週の秋祭りに間に合いました 足場を組んで安全作業です。 塗装もきれいに仕上げました。

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