かめのあくび

キャンティは、葉月のお父さん亀なのですが、小さな頃から
人にとても慣れていて、ご飯を食べる時も父や母が手に持っている
葉っぱを食べるというのんびりした子なのです。
実家では、葉月以外、部屋飼いで大きな病気も無く
10年を経過したのですが・・・。

昨日、実家の母から連絡があり「キャンティの様子が変なの」とのこと。

実家に様子を見に行くと、動きがおかしく葉月のケージの中にいれて
様子をみていたのですが改善しそうにも無いので、レプタイルクリニックに
連絡し予約が取れたので連れて行くことに。

先生に診察してもらうと、
「かなりまずいね。口も開かないし首が曲がったまま硬直しているし」と。

レントゲン・血液検査をし伝えられた内容は
「冬眠の問題」
「現在の症状の原因が確定は出来無いけれど脳障害が生じている可能性が高いこと」

副交感神経が異常をきたしていて、口から唾液が終始止まらず
本人もパニックを起こしているようで、ケースの中でぐるぐる回ってしまう状態。

先生の話しを聞きながら、最悪のことも
考えなくてはいけないのか・・と溢れる涙をこらえきれず。

「だた、血液検査の結果自体は低カルシウムを起こしているだけだから、
抗生物質・ステロイド剤・点滴を投与して様子をみる方法があるけれど
どうしますか・・。」

先生に任せるしか無いと最初から決めていたので、入院して
様子をみることになりました。

母に電話で様子を伝えると、返事をするのがやっとの状態で
「申し訳ない事をしてしまった。」と

子供同然に過ごしているので、どんなにかショックが大きかったと思います。

かめは寿命が長く死ぬ事は無い・・などと考えていたのですが、
こちらも様子の変化をキチンとチェックして、飼育方法を過信してはイケないのだ
と気づかされました。

ただ、キャンティの生命力を信じて元気になってくれることを祈っています。