日々草

2011/06/06(月)10:42

ちーちゃん4歳になりました

小さい命(ことね)(63)

ちーちゃん 5月26日に 満4歳になりました。     1歳半の赤ちゃんの時から 保育園っ子であるちーちゃん この4月から 3歳未満児の乳児クラスを 終了し、 幼児クラスに進級しました。 幼児クラスになり、 自分の持ち物を入れる 通園バックを 自分で持っていくことに ちーちゃん、 大喜び。 おねえちゃんになったと 得意気です。    自由奔放、野生児のちーちゃん 自分の好きなことには驚くほどの集中力で 根気強く取り組みますが 嫌いなことには、あくまで拒否、 てこでも動かぬ我の強さがあります。    4歳になり ピアノのおけいこを始めました。 ピアノが嫌いなわけではないのですが レッスンのとき、 自分の好きな内容のときは熱心に取り組みますが、 嫌な内容のときは、全くやりません。 姉のことちゃんは、 小さい時から ピアノのレッスンのときが 何よりも楽しそうで、 熱心にやっていたのとは対照的ですが、 さて、ちーちゃん ピアノのレッスンは長続きするかな?  姉のことちゃんのピアノ発表会の日 少しおすまし 可愛らしい ちーちゃん。 でも いつもは お外で 元気良く活発に遊ぶこと大好きです。 保育園でも 毎日、お外で、お友達と 泥んこになって遊んでいます。  アリさんがいるのかな、 ミミズさんがにょろにょろ土からでてきたかな。 アンネのバラが咲くお庭で、 ちーちゃん 熱心に観察していますよ。 ちーちゃんの生まれた5月は ママの育てているバラが次々に咲き、 ちーちゃんのお家の庭はバラの園(その)。 でも、今年は厳寒で長かった冬のあと 急激に高温になったかと思うや 早々梅雨入り。 バラには最悪の天候で 咲くパラたちはさんざんの目にあっています。 天変地異相次ぎ(東北大震災・原発事故) 気候も異変の連続。 4歳のちーちゃんの誕生日の年は 歴史に残るような ありえない重大なこと多い年だった。   この写真は、 ジイジ(パパのおとうさん)が、最近入院した 緩和ケア病棟にあるお庭の水辺。 メダカが泳いでいます。 お見舞いに行った日の姉のことねとちーです。   この絵手紙は そのジイジに冨士子婆が送った 最近の絵手紙のひとつです。ことちゃんが1年生に入学してしばらくしてからの ジイジと孫たちです。 このときは、まだ元気そうでしたのに、 4月末に急激に様態が悪くなり 食事もできなくなり、この2日ばかりは 、意識も混濁しなくなりつつあります。そんななかでも、 ちーとことだけには、気力ふりしぼり、 手を握り頷いてくださいました。 ちーやことにとって、 これはとても良い人生の出会いです。 幼い心にも深く刻まれているものがあるはずです。必ず誰にもやって来る いのちの終わり 刻々と変化していく最期。 4歳になったちーちゃんには そのさまは重すぎる事実ですが 心のどこかでこの事実が 自分のいのちを大切にして、 強く生きていくことの意味を 受け止めていくことになれば良いなと思います。 そして ちーちゃん、乱暴、粗野に見えるけど、 意外と繊細なこころで、 今日の思いをこころの深いところに沈めているはず。 その思いが 未来の人生に受け継つがれ、 自分の人格形成に力となること願っている。 4歳の誕生日に お婆が ここで書き留めたことを大きくなった時、 考えてくれること願っている。パパのお父さんが、1年ばかり闘病してこられました。 気丈に病と闘ってこられました。 私はその間10日に1度ぐらいの割りで 絵手紙のお見舞いをしてきました。 自然の草花の四季折々のいのちの讃歌を描いてきました。 震災のなかめげずに咲いた水仙の絵手紙が 最後になりそうです。   緩和ケア病棟の団欒室の部屋にあるエレクトーンから そよ吹く優しげな風のようなメロディーが流れています。 ことねがか奏でています。 今日の幼い心の音が 繊細に響いています。 

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