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テーマ:パン!ぱん!パン!(3590)
カテゴリ:美味しい旅
スイスのことで思い出したことあれこれ・・・牛関係
![]() 秋のスイスのとある町では、夏のあいだ放していた山の放牧地から牛たちを下ろす「牛下ろし」のお祭りと「美人牛コンテスト」に偶然遭遇しました。とくに美人牛コンテストは白衣を着た審査員が何人もいて、みんな真剣にあちこちメジャーで測定して(しかも1日がかりで)美人さんな牛を選んでいて面白かったです。優勝した町一番の美人牛ちゃんには特大の金のカウベル(牛の首につけるベル)が授与されていました。 ![]() 可愛い目をした写真の美人牛はカウベルをつけていませんが、放牧地によっては全牛?がカウベルをつけているところがあり、牛たちが草を食んだり反芻するのにあわせてベルの音が谷間に鳴り響いています。 演奏者?である牛たちはランダムにベルを鳴らしているはずですが、その中になぜか旋律を感じます。それはまるでバリのガムランのようだったりトランス系のテクノミュージックのようだったり不思議なリズムです・・・放牧地のそばで1番上の写真のような景色を見ながらぼんやりその音を聴いていると、どこか遠いところへ連れて行かれそうになります・・・ ![]() スイスでびっくりしたのがチーズの種類。チーズ屋さんに聞いたら「500種類以上はあるんじゃないかな?」という話でした。夏のあいだ牛たちを放す放牧地のある谷によって植生(高度や温度、湿度などの環境)が違うので食べるハーブも違い、牛の出すミルクも香りが違うので、同じ製法でも違う味や香りのチーズが出来上がるそうです。また出来上がったチーズが保存される温度や湿度も関係するそうです。 上の写真のように激しく黒青カビだらけのチーズ(でも美味しかったです)や下の写真の豆腐のように柔らかいチーズ(オリーブオイルと胡椒でいただきました。これも美味しかったです)が思い出に残っています(正しい名前を忘れてしまったのがなんとも残念です)。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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