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昨日の日記のことで、いろんな思いが交錯しました。
なにが正しくて、間違っているか考え始めると、本当に分からなくなります。 一つ言えるのは、正しいも、間違ってるもないということのようです。 それは、あらゆる出来事は単に私たちが「体験する」ために起きているからというのが 真相のようです。 そういう見方で、自分の感情を観察していると面白いですよ。 私、未熟者ですから、通勤して電車に乗っていると、むかっとすることしょっちゅうです。 でも、その感情が起きてくる原因を探ると、やはり価値判断の基準があるんですね。 例えば、「人を押しのけることは悪」とか、「階段では降りる方が譲るべき」とか、 あと、「リュックは手に持つか網棚に置くべき(標語でありました)」、 「電車内で携帯でしゃべるのは悪」等々です。 起きることをそうした基準でもって裁いて、○と×、よいわるい、その他、勝ち負け、幸不幸、 正義と悪、敵と味方、、、など分けているとどんどんしんどくなります。ほんと疲れます。 反対に、そういうことが起きた時、あっ、自分はいま腹を立てているなと感情を第三者的 に認識し、どうして腹が立つのか原因を探っていくと、上のような価値基準に思い当たります。 そして、別にそれでもいいじゃないと思うことで、価値基準を手放すと、不思議にあまり 腹が立たなくなります。ふーん、自分はこんなことに腹を立てるんだなぁ、という感じでしょうか。 これは面白いです。 あと、もう少し自分にとって重いと感じる問題、感情についてはM2テクニックという浄化の 方法があります。これは津留晃一さんが著書「人間らしくていいじゃないですか」で紹介 されているものです。 ①両手の平を手前に向けて親指以外の指を交互に浅く組んで指先が自分の胸元を向くようにします。 ②そして、ハートのチャクラ(胸)に、指先をくっつけます。 ③指先から目を離さないで、ジッと見つめます。 ④これを見ながら、そのときの自分の感情や今の自分の状態を言葉で表現します。 たとえば、「人の迷惑も考えろ!」と声に出して言ってみます。 ⑤声を出したら手を胸から離して、少しずつ前に出していきます。 それは今声に出した想念を引っ張り出しているところです。 ⑥そのまま手をもっと先まで伸ばす。このとき、視線を指先からそらさないのがポイントです。 伸び切ったら、ここで呼吸をピタッと止めて、何も考えずにゆっくりと手を胸の方へもどしてきます。 ⑦手前まで戻ってきたら、確認の意味でハートを指先でちょっと押します。 ①~⑦を別の言葉や表現で何回か繰り返す。 そうしてその出来事を思い出してみると、不思議と現象を坦々とみることができます。 これは、思いを言葉という形で物質化して、引っ張り出すことが出来る方法だそうです。 こうした感情のブロックを手放すことは、簡単なことのようで、実は案外奥が深く、 本源的な部分と密接にかかわっているように思えます。裁かないことはすごく ラクなことであり、安心できることであり、意識が今ここにフォーカスされ、 やがて存在の至福に至ります。ありがたいことです。 あと、上記の津留さんの本は、本当に深い内容が書かれていて、一度では到底すべてを 受け取ることはできませんが、何度も読み返して学びを深めるのに素晴らしい本です。 ピンと来た方はぜひ読んでみて下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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