≪整心科学研究所(埼玉県上尾市)≫自己治癒力により心身が整っていく

2012/10/15(月)15:51

290)夢を持つことと実行すること

育児・子育て(164)

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。 精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。             今日は、「夢を持つことと実行すること」 について書きたいと思います。 前回「夢を持つこと」について書きましたが、 「子どもが夢を言うだけで、ちっともやろうとしないのですが、それでもいいのですか」 という質問がありましたので、このタイトルにしました。なるほど、よくあることです。 子どもに限らず、「言うけど、実行しない」大人がいるのも事実のようです。 夢は語るのに、実行しようとしないのはどうしてでしょう。 一つには、単なる興味だけに留まっているから? あるいは、ただ言ってみただけ?特に子どもは、興味を持った場合、たいていは「やってみたい、欲しい」と言います。 そして、そんな「やってみたい、欲しい」は次々と出てきます。 ですが、なかなか続きません。 すぐに次の興味の対象に移ったりします。 親はそんな子どもの態度にイライラしてしまいます。 親からすれば当然です。 そんな子どもの興味に、まずは付き合ってあげましょう。 習い事なら、一度体験させましょう。 欲しいものなら与えてあげましょう。 ちょっと無駄なように思いますが、 その「無駄」が大切なのです。 大人でも、やってみないと解らないものがあるでしょう。 子どもはそれがとっても多いのです。 何しろ、まだ大人よりも体験が圧倒的に少ないのですから。 その無駄な経験が、徐々に、やらなくても想像できるようになってくるのです。 その無駄な体験をする機会をたくさん与えてあげることが、 必要なこと(もの)しか要求しない子どもを育てるのです。 数回するうちに、本当にしたいこと、欲しいものが限定されてきます。 せいぜい、2つか3つくらいのものに集約するでしょう。「言うけど実行しない」のは、本当にやりたいことではないからです。 ですから、夢を語った時、 ただ「なれたないいねえ」「できたらいいねえ」とだけ答えてあげればいいのです。本当にやりたいこと、好きなことは、自分からやりはじめます。 そして、かならず継続するようになります。 そのこと(もの)に出会うまでは、言うだけで実行しなかったり、 数回試してすぐに止めます。 それは「飽きっぽい」のではなく、 やりたいこと(もの)に出会っていないからでしょう。これらに出会うまで、根気よく見守り、応え続ける大人側の忍耐が要求されます。 それができない場合、自らの根気と待てなさを隠すために 大人たちは、ややもすると 「言うだけで、ちっともやらない」 「根気がない」 「飽きっぽい」などと決めつけてしまうのではないでしょうか?親になり、親である続けることは凄くエネルギーが要ることです。 根気が要ります。 忍耐が要ります。 そんな親であり続けるための講座・教室もあります。 シニフィアン研究所までお問い合わせください。http://signifiant-lab.com/ 「オールOK子育て法」は年齢は関係ありません。http://signifiant-lab.com/raise/

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