≪整心科学研究所(埼玉県上尾市)≫自己治癒力により心身が整っていく

2012/10/19(金)12:26

293)鏡像体験=一人の私

育児・子育て(164)

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。 精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。             今日は、「鏡像体験=一人の私」 について書きたいと思います。 鏡像体験をするには、まず核が必要であり、 その核は、ただ一人の人(以下母と呼びます)がつくると書きました。 もう少し、具体的に書きたいと思います。母が常に側にいて、子どもに語りかける環境、 ただ母の想いで語るのではなく、 その場その場に合った、適切な言葉で語りかけることが大切です。 たとえば ・美味しいものを食べた時ー「おいしいね」 ・嬉しいことがあった時ー「うれしいね」 ・転んで痛かった時ー「痛かったね」 ・悔しくて泣いていたらー「くやしいね」 いかがでしょうか。 難しいことではないですよね。 あるお母さんが次のような話をしてくれました。 10代の娘さんから 「お母さん、私の話をちゃんと聞いて。いつも私が答える前に、決めつけている。 勝手に先に進まないでよ」と言われたそうです。 そう言われて、ハッと気付いたそうです。 確かに、娘の言うように、きちんと話を聞いていなかったと。このようなことは、案外多いのではないでしょうか。 なぜなら、お母さんは忙しいからです。 子どもの前に居て、話をしていても、次のことを考えているから。 体は子どもの前にありながら、 心はすでに違う所に居る。 それに一番気付いているのは、子どもであり、 一番気付いていないのは、お母さん。 体も心も共に向き合っていること。 これが会話(対話)の基本です。 このような会話になっていない時に、 子どもはしつこく言ったり、ぐずったり、駄々をこねたりして 向き合っていないことを教えてくれているのではないでしょうか。子どもはいつも母を観ています。 母の心を五感で感じ取っているのです。 子どもからのメッセージを受け取り、応えることが、鏡像体験であり、 その体験が「母に愛される私」という「一人の私」を創り上げる核となるのです。 それが≪オールOKで育てる≫ことでもあるのです。「オールOK子育て法」はこちらです。http://signifiant-lab.com/raise/ 質問・問い合わせはシニフィアン研究所のHPへどうぞhttp://signifiant-lab.com/

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