ふたば:のーと   

2011/03/30(水)15:00

春ののあしおと。

ふだんの暮らし(121)

このたびの震災にさいし、心からお見舞いを申しあげます。 被災されたみなさまが、一日でも早く笑顔を取り戻してくださる日を 願ってやみません。 何を書いても、直接被災していないために、心から 寄り添った言葉が書けないのが、もどかしいです。 ************************** 3月30日。 3月11日。ワタクシはコドモを学校までお迎えに行き、 帰宅後、おやつの用意をしていました。 そこへ、一本の電話。 実家からでした。 よかった、つながって。 いま、すごい地震があって。 テレビ見たら分かるけど、 あちこちで火の手が上がってる。 こっちは無事だから、きょうだい夫妻に それを伝えてくれ というような内容でした。 ワタクシは阪神大震災のとき、震度5くらいは 経験したことがあるのですが、 そのときも実家の父は揺れが収まるとすぐに 電話をかけていました。 経験則ですが、大きな地震の後すぐとかだと、 電話がつながることがあります。 火の始末、遠方の親戚などに無事を伝え (一軒にのみ連絡し、広めてもらう)、お風呂にすぐ水をためる。 何事にも大げさな実家のチチなので、 電話を切ってからNHKをつけて愕然としました。 これは大変なことになった と思いましたが、東北はもとより、関東圏も 2~3日はほぼ電話はつながりませんでした。 関東圏から当地方へはつながったので、 連絡がついたようです。 結局、いまのところ実家と親戚は無事と 連絡はついております。 知人などは、計画停電の影響もあり、 関東地方には電話などの連絡は差し控えている状態です。 実家の母が入院中でしたので、 かえって彼女には安心だったかもしれません。 (すぐ医師に診てもらえるという安心感・・・でしょうか) 数日間はテレビつけっぱなし状態でした。 あまりにも悲惨な映像が繰り返し流れるため、 途中からコドモがいるときはなるべくつけないようにし、 ネットでNHKを見るように切り替えましたが・・・。 やはり、コドモが不安定になりました。 現在は落ち着いてきています。 そんな状況下の中、年度末のコドモにとっては いちばん過ごしづらい時期がやってきました。 新学年になってから6月の運動会終了まで 親子ともども、気の抜けない日々が続きそうです。 個別にメールを下さった方、ありがとうございます。 これで近況報告ということでご容赦ください。 ******************************* ハンドメイドはすっかり手が止まってしまい、 震災後何も作れておりません。 直接被災しなかったワタクシにできることと言ったら、 普通に生活し、企業や生産者にお金を回すこと。 売り上げがなければ、企業は支援物資を送ることもできません。 募金について。 継続して、小銭を空き缶にためていくとかして、 ある程度まとまったら義援金に回していく方向で 考えています。 障害児の福祉にも役立ててもらいたいな・・・。 きのう、とある神社の前を通りかかりましたら、 さくらが数輪、花をつけていました。 柳の新芽も出ています。 ユキヤナギも花をつけ始めました。 いまこの瞬間にもつらい思いをしていらっしゃる方が たくさんいる。 春はいっぽいっぽ、近づいています。 少しでもあたたかくなって、被災された地方の 寒さがやわらげば・・・と願います。      

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