カテゴリ:不思議
テーマは『ホープダイヤ』。
スミソニアン博物館に収蔵されている、世界最大のブルーダイヤ。 しかし、さすが地デジ。ホープダイヤの、深く澄んだ蒼が素晴らしい映像で見ることができました。 このホープダイヤ、呪いのダイヤとしても有名で、そのことは私も知っていたのですが、その呪いの話は、ダイヤの最後の所有者の富豪の女性が購入する数年前から出てきていて、それ以前は特に言われていなかったというのが……。 つーことは、彼女に宝石売ったカルティエ、あんたのせいかー!! しかも、『ホープダイヤをインドの女神像から盗んで、野犬に噛み殺された』探検家、実際の死因は『老衰』。 つまりは、『持ち主に不幸をもたらす』と逸話のいくつかは、完璧出鱈目だったわけで。 作られた伝説で、『呪いのダイヤ』言われたホープダイヤが、ちょっと気の毒。 まあ、そんな逸話を持っていても違和感ないほどに、魅惑的な宝石でしたが。 そのせいか、最近新しくなったホープダイヤのペンダントのデザインが、ダイヤを両手で包みこむよう、という部分に、なんか、良かったね!ダイヤ!な気分になってしまいました。 実際、不吉な逸話よりも、ダイヤ自身の方が不思議の固まりでしたし。 色つきのダイヤは確かにいくつもありますが、あんなに深く、澄んだ蒼はないとのこと。 色が出た元素の特定はできたけれど、その元素は地中にはほとんど存在しないそうで…。 そして何より不思議なのが、暗闇の中で紫外線をあてると、赤みがかった紫ぽくなり、紫外線を消すと、赤く輝くという……。 蓄光時間も長いし、何より、なぜ赤。 蒼い宝石が、なぜ赤。 一応番組中で炭素の電子がどーこー言ってましたが。 大きさといい、その特異性といい、まさに唯一無二の宝石です。 ああ、でも、あの中に精霊やら幻獣やらが封じられている、といわれても信じるよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.29 23:29:24
コメント(0) | コメントを書く
[不思議] カテゴリの最新記事
|