カテゴリ:不思議
この間、TBS系列で放映していた番組、休みの日に見ました。
その感想です。 4位 に出てきたブラッディメアリー。あれです。鏡の前で三回名前を呼ぶと、その怪異がやってくる、というパターンの外国バージョンです。 しかし、こんなことで呼び出されるメアリー、カワイソス、と思うのは私だけでしょうか。 興味半分で名前を呼ばれて呼び出され、メアリーさん、大忙し。 悪魔払いの儀式の様子は、悪魔に憑かれた女性が卑猥な言葉で神父をののしっていたそうですが、ロシア語わからないので、放映できたんだろーなー、と。悪魔払いの神父さまは、なかなかのおじい様でした。 ソビエト連邦崩壊やらなんやらで、「悪魔に取り憑かれた!」と訴える人が増えたのでしょうね。 ただ、全体的に作りモノ臭いというか、作為が見える、というか。 この番組の大部分は、視聴者や動画サイトからの投稿映像をランキングにして見せてくれるんですけど。 このシリーズ、何回か続いているので、以前見た物もちらほら。 今は、動画配信が楽だから(Youtube、ニコ動)自主製作のホラー作品が混ざっているんじゃなかろーか、高い頻度で。あとは、『釣り』というと言葉がきついですが、実話風に作ったホラー映像、とか。 いやだって、大体カメラの画面が変わったら、幽霊(?)やら怪異が映っているんですもの。 画面が変わった時に、幽霊役の人が入る時間的余裕、あるよね? カメラの視点が流れるように移動して、また戻った時に、目の前にドーンと怪異。 ……うん。 実際、別の検証番組で、以前この番組で見た動画――エレベーターから出た男性のあとを、いなかったはずの白い人影が追いかけて出ていく――かなり怖かったけれど、それはもともと社会啓発用CMのものだと知った時のガッカリ感。同じ検証番組でホラー映像作家の人が、自分の作った動画が、実話映像として世の中に出回っている現状を告白していたし。 どー見ても、作り物のような東南アジアかどっかのゾンビ?は、ホラー映像でしょう。 森の中を散策していて、怪しい建物の中に入ってたんけんしていたら、一人、また一人仲間がいなくなり、最後にゾンビ?のようなものに襲われて映像が途切れる。 どこのブレア・ウィッチ・プロジェクト。 パターンです。 そして何位かは忘れましたが、心霊ハンターの話。 打ち捨てられた元神社に探検に入ったカップルの撮った映像にはいないはずの人間が映り――のその神社に言ってきて怪奇現象を云々、という設定です。 ……私の嫌いなパターンの一つの、潜入モノです。 嫌がっている、怖がっている人に無理やり行かせるなよ、という感想が一番に出てきます。 お笑いのタレントさんなので、もしかしたら怖がる演技、かもしれません。 けれど見ていて思うのは、『お仕事とはいえ、ご苦労様です…』といういたわりの気持ちが一番強いです。 そのうち捨てられて、草生えまくりの、『いかにも』何か出そうな元神社で怪奇現象が出るまで待つ! ……いやほんと、お仕事とはいえ、ご愁傷様です。 ちなみにこのロケについて言った霊能力者は、以前BSTBSで放映していた『法円坂ホラー倶楽部』でよく登場されていた池田氏。 『法円坂~』は。結構面白かったんだけどなー。途中で女性レギュラー陣のアイドルグループがまとめて事故ったニュースが出た時は、ビビりました。 『いかにも』いわくありげな、開けちゃまずそうな扉を開けて、なるはずのない太鼓が鳴ったのは、確かに不思議です。 が、狙っていたんだからよかったですね、TV的に。 ……それこそ、『ソレミテ』の二人に行ってもらえばいいのに。 すっごく高いテンションで、ワクワクしながら待っていてくれるし、『怪奇現象に会いたい!』て人達だから、気の毒にもならない。 そして第一位『黒衣の女』 はじめは、自業自得系のビデオ化と思いました。 ノリの軽いにーちゃん達が、心霊スポットに入って騒ぐんですから、まあ、何かあっても自己責任よねー、という。 そうこうしているうちに、仲間が一人減り、二人減り、撮影者だけになり…… てあれ、このパターンは…… そして最後に出てきた黒衣の女。 思いっきり、書いたような、真っ黒な髪と服に、大きな白眼が気色悪い姿。 確かにぎょっとするけど、どーみても絵、だよね? そしてここで映像が終わりました。 うん、ホラーもののパターンだ。ドキュメンタリーというか、実録ものっぽい雰囲気を出しているけれど、作り物じゃね?下の順位で出てきた東南アジアかどっかのゾンビ?と同じ構成じゃね? 締めに持ってきたのがこれだったので、けっこー冷めました。 やっぱシリーズ続くと、ネタが尽きるんですかねー。 NHKの超常現象ファイルの方が面白いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.07.29 22:53:41
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