命命が何か誰にもわからない 我々は何故存在するのかさえわからない 何処から来て何処へ行くのか 虚空の空間の精密なバランスの取れたこの天体で我々は活かされている 精巧な生態系 季節の移り変わり 雄大な山河 底深い海 酸素を吐き出す熱帯雨林 深海流を作り出し、温度調節をする極の氷 雨が降り山河を湿らせ川へ流れ海に至り水蒸気として雲になる そんな循環が我々を活かしている 可憐な花々に飛び交う虫達 荘厳な動物達 木に葉が茂りやがて散る 地中のバクテリアがいなければ我々も存在し得ない 彼等落ち葉を腐らせ養分にしてくれる 土が豊かになる事で草木が育つ・・・ミミズも立派な仕事人だ 生きては死に生きては死にして命は続く 全ては繋がり循環する事でその使命を果たす 次の時代や世代の為に・・・・まるで命のリレーのようだ 大陸も移動し 地殻変動も起きる 火山が噴火し 地震が起き そう地球そのものが生きてるのだ 地球そのものが命なのだ 多くの命の連鎖の中で我々は活かされ守られ育まれている |