イラクと石油二ュヨーク市立大学のウイリアム・タブ教授(経済学)はこの戦争と石油の因果関係を指摘し続けて来た一人「これほど石油と軍需産業関係者が占める政権はない」 ブッシュ大統領自身,テキサスで石油掘削会社をおこし,石油ビジネス業界に15年身を置いた。 ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)はメジャ―の一つ,シェブロンで9年間社外重役を務めた。 政権内にはほかにも石油関連企業の元役員やロビイストらがいる。 主戦論者のチェイニー副大統領は大手石油掘削会社ハリバートン社の元最高責任者(CEO)だ。・・・・・・・ タブ教授はさらにこう言う「アメリカには世界のエネルギーを支配したいとの野望がある」 イラクの石油埋蔵量は サウジアラビアに次ぎ世界2位。・・・・・・・・・・・・ イラク占領で中東諸国牽制か世界の再編成狙う アメリカ外交史を専門とするジョンズ・ホプキンス高等国際問題研究大学院のピエロ・グレシェス教授も同じ表現を使った。 「20世紀,ドミニカ共和国とハイチを抑え,カリブ海諸国を事実上の支配下に収めたように, アメリカは中東でいまおなじことをしようとしている。 イラク占領という最小限のコストでイランやサウジアラビアも牽制し,イスラエル寄りの平和を確立しようとしている」 アメリカの動きを「帝国主義」になぞらえる見方か,ようやく米国内から出始めた 「政権内の新保守主義(ネオコン)と言われる人たちは野心的で,民主的帝国主義と言える世界観を持っている。 狙いは世界の安定より再編成。イラク攻撃はアメリカの圧倒的軍事力で気に染まない国は自由に変えられると言う メッセ-ジを世界に伝えることになる 失業者が溢れるアメリカから民間人が沢山イラクに出稼ぎに行く 貧しいもののチャンス到来とばかりに 警備会社、石油会社・・・・この一年で1200億ドルが企業に流れ落ちたという 落ちた先の企業にチェイニー等ネオコンの支配化にある企業群がある この図式は何時も同じで弱者は死に儲ける奴は儲け だから戦争はやめられない イラクを支配すればアラブの石油は自由になりイスラエルと共同戦線を強化し磐石の態勢を強化するだろう 情報操作、戦時統制、利益誘導どんな戦争にもつきものだ アラブの石油を手に入れればアメリカの優位は更に続き 北朝鮮問題にも勢いがつくだろう ソビエト亡き後アメリカの迷走はしばらく続き 食料、エネルギー、軍事、経済でこのままアメリカの独走が続けば 世界の警察から一体何に変貌するだろうか? 国連はまあアメリカの指人形と思っといたほうがいい |