1374392 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

そういちの平庵∞ceeport∞

そういちの平庵∞ceeport∞

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Freepage List

「一九八四年」 ジョージ・オーウェル


こころ


ふうちゃん


波止場の哲人


ボブディラン


ウォルト・ホイットマン


開高健


ピアノマン


源氏物語


時代を読む


地球という星で共存する為に


バングラディッシュ



聖書


降りる生き方



ことわざ


思い出


BOZ SCAGGS


DEPOT


昭和


僕とじいちゃん


男と女


ジル・ドゥルーズ 


今を生き現実を生き自分を生きる


星野 富弘


私は知っています


イザヤ書


フランシスコ・デ・ゴヤ


文明



ノーマン・グランツ


神様のプレゼント


主権在米


事件とニュース


ひきこもり民族自殺国家日本


働く


荊冠の叫び


精神医学と僕と作業所 


灰谷健次郎


シオニズム


ゲシュタルトの祈り


「信念」(スキーマ)


統計からみた自殺


人間


自分の問題


一休禅師


良寛


奇人変人・ミスター長嶋しげを


特殊漫画家・山田花子 


男はつらいよ


オウム真理教と雅音ちゃん


精神病


大量破壊兵器


フリークス


ユダヤ人


日本


デフレの原因


叫びと呟き


たぬきち


弱肉強食


Achilles Last Stand


底を歩いて


アダムとイヴの国籍


壊れた心じゃ生きられない


僕が生まれた町


木根川橋


ベル


もんじゃ焼き


2人の従兄弟


浦河


墨田区 八広 木根川橋 


とみた ふじや


日本には「世間」はあっても「社会」はない


コントミン


そういちさんのお値段


宇都宮病院事件


精神科医 石川信義


ライシャワー大使刺傷事件


原民喜詩碑


 「サシ」


ミシェル・フーコー


精神医学


殺人を犯した精神障害者


星の王子さま


老子


仏像のこころ 梅原猛


ばあちゃん


あの世


逃亡失踪症


戦争


イラクと石油


よしさん 


知は愛、愛は知


ビル・ゲイツ商法


業田良家という天才


野口 誠一


つげ忠男と血液銀行


ねじ式


遺書


ルビー・リッジ事件


天才フランク・ヘネンロッター


ルイアームストロングとフェレット


神風の国


BILLYJOEL


WITH THE BEATLES


ぼくちゃんとたぬきち


般若の面


ホドロフスキー


ブラザー・サン シスター・ムーン


病者の祈り他


ガイアナ人民寺院


狂人日記


金子光晴


酒鬼薔薇聖斗


ミミズのうた


懐かしい人


アジュール権


高校時代


イマジンとジョンレノン


あしあと


セイリング


神谷美恵子


テロリストの悲しき心


マザー・テレサ


自己評価


訃報


愛こそはすべて


業界の裏話


なだいなだ


敗戦記念日


ノーマライゼーション


大阪で生まれた女


天災は人災じゃねえのか?


高校時代・・・惇一


もっと自分を愛してごらん


虹の彼方に 


ヨハネの黙示録とチェルノブイリ


四国、松山、坊ちゃんだんご、浦河


世界の自殺者は年間100万人


のほほん工房


人の悲しみのような性


アルコール依存症


愛という名の希望


ブルース・スプリングスティーン


ストーンズ


詩人ケン


狂気について


方丈記


一遍上人


死刑と社会と自然


はないちもんめ


川柳&狂歌


カルト


日本人の魂


精神保健医療福祉施策


共依存


ジョージ・ワインバーグ


山之口貘


願い


高田渡


イエスキリスト


賀川豊彦


ジャンヴァニエ


Free Space

設定されていません。

Profile

☆そういち☆

☆そういち☆

2008年01月02日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
元日は、ゲオに行ってゲームを買ったり、帰り道に職場に寄り、年末年始を職場で過ごす学校の先生と話したり、メールと年賀状をチェックする。

家に帰り、水木しげるの「昭和史」など読みつつゴロゴロしてると10数年ほど昔に酒をやめる為に入った施設の仲間から久しぶりに電話が来る。

酒で肝硬変になり死にかけ、数年前に栄養失調で死にかけたりとなかなかドラマチックな人生を歩む戦友だ。

アル中仲間と話すと必ず出てくる話題が「誰が死んだ」という話題だ。

新年早々そんな話を仲間内で話すようになってかなりの月日が流れる。

仲間の娘さんがやくざな男に覚醒剤漬けにされて死んだとか、だれそれが酒飲んで死んだ、薬で死んだ、癌で死んだ。

そんな話を電話で聞く。

こちらも白血病で従姉妹が去年は、死んだとかそんな話をする。

色々な人の消息や生死の話などをしていると、まあ諸行無常なんだよなあと思う。

アルコール依存という病気になって生き残ってる人がどんどん死んでいく様は最初は衝撃だった。

人間がこんなにも簡単にコロコロ死んで良いものなのか?

そして、僕の価値観が根底から覆された。

この価値観の変換体験は非常に貴重だったと思う。

この世界は世の中にとって有用な「経済成長要員」にとって運営されているのだ。

などという視点が与えられたから。

そして、世の中で有用でないとされる、多くのダメ人間やアウトローや病者や障害者や先住民族と出会う中で僕の中である悟りににた気持ちが湧き上がってきた。

まあ、生きてるだけで丸儲けみたいな気持ちだ。

そして様々な病んだ人々の孤独死を目の当たりにすることで人助けみたいな状況に導かれ現在に至るのだから人生とは不思議なものだ。

昔のバチカンの宗主がアウシュビッツに似た悲惨と呼ばれる「アルコール依存の家庭に起こる悲惨」に巻き込まれる。

これは、我が一族も未だにそうなのだが、絵にも描けない面白悲しい愚かしさなのだ。

そして、生死を別つのは紙一重だ。

「生きるも地獄死ぬも地獄」そんな生を歩む人は思いのほか多い。

だからこそ、この国は、年間3万人以上もの人々が自殺するのだろうが・・・・

そんな人間模様の悲喜劇に嫌というほど巻き込まれて見えてくる世界は、破戒僧一休さん説くところの



生まれては 死ぬるなりけりおしなべて 釈迦も達磨も猫も杓子も

世の中は くうて糞して寝て起きて さて其の後は死ぬるばかりよ



などという心境なのですね。


そしてこれまた時折思い起こす非常に深い一休さんの言葉のですが


悪を正して、善に導くべき、と説く者もいる。

だがそれもまた、うたかたの熱意にすぎぬ。

勝った負けたも、個と自我の実在を信じ込ませる罠にすぎぬ。

わたしはただ俗塵を離れた心でいたい。

青い空に白い月

風が澄んだ空気を運んでくる。


とこれらの言葉などを残した一休さんもまた、この世で様々な「悲しい狂気」を見てしまったんだろうなあと思うのです。


(-∧-)合掌・・・


あっかんべェ一休(上)








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008年01月02日 11時34分19秒
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X