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民俗学者折口信夫博士は、偶然迷い込んだ古書店「八坂堂」で自分の名前が無断で借用された偽書を発見する。そこには仮面を付けた店主木島平八郎の信じられないような過去が書かれていた。それ以来折口博士は奇妙な事件に巻き込まれるようになる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E5%B3%B6%E6%97%A5%E8%A8%98 柳田國男が狂言回しの『北神伝綺』の続編というか民俗学オカルト漫画第2弾。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E7%A5%9E%E4%BC%9D%E7%B6%BA 北神伝綺のほうは古本屋で結構買えるけど、木島日記のほうは、1、2巻だけ読んで時折思い出し続きを読もうとしても売ってないのでオークションで全巻購入。 このところ、博学巨視の荒俣宏の「99万年の叡智―近代非理性的運動史を解く」という本を唸りながら何度も読みつつ。 荒俣本の方は、政治とオカルト、ユダヤ陰謀論の起源や様々な内容を縦横無尽に解説する奇書。 僕の知りたかったことがほぼこの本に書かれていたので驚いた。 特にユダヤ陰謀論の起源や陰謀論の目的は不安の流布だろうという慧眼が光る一冊。 ユダヤ陰謀論を鵜呑みにした議員が国会で陰謀論を元に答弁していた昭和初期の日本。 陰謀論↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E8%AC%80%E8%AB%96 そして上記の民俗学漫画など読む。 オカルトと陰謀論。 このふたつが第2次大戦のナチズムと日本の軍部に蔓延しているという史実の一端を垣間見れる。 孫文の唱えた5族共栄を満州建国の理念にパクル日本。 アーリア人種絶対優位メンデルの法則賛美ユダヤ人絶滅政策を掲げるナチスドイツが黄色劣悪人種日本と同盟を結ぶのにアイヌ白人種なる珍説で合理化し同盟を結んだという史実。 満州にユダヤ人国家を建設しようとするユダヤ資本目当ての日本軍部。 これらオカルトと陰謀論に満ち満ちた日独の野望は、更なるオカルト信奉国家連合軍に蹴散らされ・・・・ 現代に蔓延する阿鼻叫喚の源はこの時代を解明すると少しは見えてくる。 日本の軍部と似たような発想でイギリスがでっち上げたイスラエル建国は9・11事件の源かと思うし常に闇に潜む歴史の深層考えてみるには格好の漫画かと思う。 大塚英志と森美夏はさりげなく凄い仕事をしている。 権力に潜むオカルトという狂気を炙り出す。 「ゴルゴダの丘で磔刑になったキリストが実は密かに日本に渡っていた」 http://www.net.pref.aomori.jp/shingo/07sight/sight-christ.html なんていう話が囁かれ 大本教が栄え弾圧され http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9C%AC%E6%95%99 死のう団なんてのも現れたり http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E3%81%AE%E3%81%86%E5%9B%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6 万世一系の天皇家という明治政府のでっち上げ ゲルマン民族絶対優越というでっち上げ そしてユダヤ人問題 英米というアングロサクソン国家が謀略の限りを尽くす時代。 今この大きな流れが変わろうとしている。 変わろうとしている先は? これまた大きな狂気なのだろうか? チベットでウィグルで自らの行為の正当化をしながら殺戮を続ける漢民族 チェチェンで似たようなことをするスラヴロシアの狂気 パレスチナにおけるイスラエルユダヤ人の蛮行 これらの根源に何があるのか? と考えれば恐怖だろう。 故にオカルトも陰部論も廃れることなく政治に洗脳に利用される。 曰く、原子力発電は安全でクリーンなエネルギーです・・・などとテレビで大嘘を垂れ流すのだ。 原発推進を後押しした地球温暖化という言葉 果たして地球は温暖化してるのか? 実のところ地球は寒冷化してるのでは? 政治とメディアは常にオカルトと陰謀に満ち。 9・11の事件を境に支持率最低の落ち目大統領ブッシュは息を吹き返し。 アメリカという国は、アフガン空爆とイラク侵攻によりその信用は地に落ちた。 これに追いすがった日米同盟絶対主義小泉政権を支持した日本もまた・・・・自殺者と失業者が溢れかえる国となり果てた。 で。 誰が儲けたかというと 東西冷戦終結で死にかけた軍需産業とチェルノブイリショックで終わったかに思えた原発産業なのだが・・・・・ いつの時代でも政治的言語は、魔術的だ。 大東亜共栄圏も東アジア共同体も紙一重だ。 原子力発電は安全でクリーンなエネルギーです。 嘘も100回言えば本当になる。 大衆は小さな嘘には騙されないが大きな嘘には騙されやすい。 その昔ヒットラーはそんなことを言っていた。 地球という資源の争奪戦。 既得権益の争奪戦。 強欲が我々を蝕み大きな嘘が世界に流布することで流血の惨事が繰り返される。 「世界は真実の岩の上に成り立っている。その真実をもたらす唯一の方法は、命あるものすべてに対して、暴力を振るわないことである…。」 「我々は一切、抵抗しない。時に、彼らは私たちを殺すことがあるかも知れない。しかし、彼らは死体は手に出来ても、服従は手にできない。」 コソボ、東ティモール、アイルランド、日々流血の惨事が行われるこの世界で・・・・ 「非暴力をもって、暴力を制する。」 「世界は真実の岩の上に成り立っている。その真実をもたらす唯一の方法は、命あるものすべてに対して、暴力を振るわないことである…。」 「我々は一切、抵抗しない。時に、彼らは私たちを殺すことがあるかも知れない。しかし、彼らは死体は手に出来ても、服従は手にできない。」 「お互いの疑う心を捨て去ってください。恐怖を生むのは弱さです。そして恐怖が不信を生むのです。誰か一人でも恐れることをやめたなら、我々は争うことをやめるでしょう。心の底では、我々は兄弟のように愛し合っているのを、私は知っています…。」 などというガンジーの言葉を眺めつつ不安と怯えという狂気の洗脳の時代に正気を保つ朝であります。 (-∧-)合掌・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年10月26日 05時33分13秒
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