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世界最大の保険会社であるロイズ。
こんな記録が今尚保管されている。 西暦1829年10月16日、イギリスの快速帆船マーメイド号はオーストラリアのシドニー港を出港、ニューギニア方面を抜ける航路で同国西海岸のラッフルズ港を目指したが座礁する。 19名の乗組員は全員無事だった。 その中にピーター・リチャードソンはいた。 彼は幼い頃に母親と離れてしまい、今では彼女が残した半分に割れたコインのペンダントだけが大切な思い出となっていた。 ピーターは神に祈った。そして、祈りは通じた。 近くを航海中のスイフトシュア号が発見してくれたのだ。 19名全員が救出され、スイフトシュア号は5日間順調に航海していた。ところが10月24日、スイフトシュア号座礁。 2隻の乗組員32名は全員、近くの無人島へ泳ぎ付いた。再びピーターは祈った。 祈りがまた通じたのか? 32名は全員、ガバナー・レディ号に救助される。 しかし災難はまだ終わらなかった。 10月26日に今度は、ガバナー・レディ号が座礁してしまったのだ。 3隻分の乗組員64名は、小さな救命ボートで海を彷徨うことになった。 そして神は彼等を見捨てはしなかった。 コメット号が64名全員を救助したのだ。 ところが11月1日、コメット号は原因不明の火災でまたたく間に炎上沈没する。 それでも、4隻分の乗組員123名は、1人も命を落とすことなく再びシティ・オブ・リーズ号に救助される。 4度の事故で皆、疲れきっていた。 船医が来て、「誰かヨーク シャー生まれの人はいないかね」と尋ねてきた。 ピーターがそうだった。 理由を聞くと、重病の女性がうわごとで話している、幼い頃に離れてしまった息子になりすまして、土地の言葉で励ましてほしいと言うのだ。 ピーターがその女性の客室に行くと、うわごとで「ピーター、ピーター」と言っている。 ピーターが励まそうと彼女の手をとると、なんと手首には、半分のコインのついたブレスレットがあったのだ。 「母さん、僕です、ピーターです」 母と子は、その後一緒に幸せに暮したという。 ロイズで、長い間語り継がれる物語りで5回船が遭難して怪我ひとつ無く救出されたという部分は記録されている。 親子の再会の真偽はどうなのかとなると? いずれにしろ、有り得ない確立で遭難と救出という偶然に偶然が重なった。 これを奇蹟と見るか? ユングは晩年にこんな現象をシンクロニシティ=共時性と命名し研究する。 1、何かを考えたり、思ったりしているのと同時に、同じ場所で、それに関係があるような事が起きる。 2、何かを考えたり、思ったりしているのと同時に離れた場所で、それに関係があるような事が起きる。 3、何かを考えたり、思ったりしたことと、関係のあるような事が、未来に起きる。 意味ある偶然か? はたまた偶然など無いのか? この手の話では、リンカーン大統領とケネディ大統領の共通点なんてのも有名です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%81%A8%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BBF%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%8D%E3%83%87%E3%82%A3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%81%AE%E5%85%B1%E9%80%9A%E7%82%B9 トンデモとか蔑まされていたことが科学的に証明されることも多いです。 地動説と天動説のように・・・・ またそうでない場合も・・・・トンデモのまま・・・・ 誰かのことを思っていたらその人から電話が来たり・・・ 虫の知らせなんかも・・・・ 釈迦は、「これ有とき、彼有り。これ生ずるによりて彼生ず。これ無きとき、彼無し。これ滅するによりて彼滅す」という言葉で縁起を説いた。 釈迦の説く縁起は、共時性を内包しているかと思う。 ユングは、易の研究をする。 ちなみに易とDNAには、不思議なシンクロがある。 DNAのアミノ酸は、A,T,G,C 四種類の塩基 A アデニン T チミン G グアニン C シトシン の組合わせから構成され64通りある。 易の場合は、 当たるも八卦 当たらぬも八卦 で六十四卦。 8×8=64という数字の謎。 これまた偶然か? 必然か? わからないこと。 不可知なこと。 今では常識となった引力や自転や公転なんて現象もかつては、不可知なことであったこと。 地球の周りを他の星が廻っているのだと科学していたこと。 「うずまき」という漫画がありまして・・・・ かたつむり、ナルトから銀河まで・・・うずまきだらけの漫画なんですが・・・ 似たような形のものを相似形といいます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%AB%E5%B9%BE%E4%BD%95 こんなようなことに長年興味や関心を抱いています。 輪廻転生などにも科学のメスが入る時代になりました。 この世界は、不思議がいっぱいです。 (-∧-)合掌・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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