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Like a rolling stone
かつてあんたは綺麗な服を身にまとってた すべてがうまくいってたときのあんたは 浮浪者に金を恵んでやってたっけ そうだろう? みんな言ってなかったか「気をつけな。落ちていくだけだぞ」って でも、あんたは冗談だと思っていた 街角をうろついてるような奴らのことを あんたはよく笑い者にしていたっけ 今、あんたは大きな声で話さない 今、あんたは自慢しようとしない 次の食事にありつくのに、街をうろつかねばならないことを どんな気分だ? どんな気分がする? 家がないってのは 誰にも知られないってことは 転がる石のように生きることは 一流の学校に通っていたよね、ミス・ロンリー でもわかっただろ、あんたはただしぼりとられていただけなんだ 誰も道端で暮らしていくことなど教えてはくれなかった あんたは今それに慣れていかねばならない わけのわからない浮浪者になど けっして譲歩したりしない そうあんたは言っていたね でも彼らの空虚な目を覗き込めば 今ならわかるだろう 彼らだってただアリバイを売ってるわけじゃないことを そして今のあんたは 彼らに取り引きをもちかけている どんな気分だ? どんな気分がする? ひとりぼっちで 向かう家もないってことは 誰にも知られないってことは 転がる石のように生きることは 手品師や道化者があんたのところにやってきて あんたをおかしがらせようとしたとき しかめっ面をする彼らに あんたは振り向きもしなかった それがひどいことだって わからなかったんだな 自分がやる代わりに 他の人達にひどいことをさせていたわけさ そうするべきじゃなかったね あんたは肩にシャム猫をのせた外交官と よくぴかぴかの車に乗っていた すべてがはっきりした今 つらくないか あいつに本当はそんな気なんてなかったんだと ただ、あんたから取れるだけ取っていっただけなんだと どんな気分だ? どんな気分がする? ひとりぼっちで 向かう家もないってことは 誰にも知られないってことは 転がる石のように生きることは 塔の上のお姫さまと綺麗に着飾った人達は 酒を飲んでいる うまくやったと思っている 素晴らしい贈り物などを 交換し合ったりしている でもあんたはそのダイヤの指輪をはずし 質に入れたほうが良さそうだ 落ちぶれたナポレオンと 彼が言った言葉を あんたはひどくおもしろがっていたよな さぁ、彼のところへ行くんだ 呼んでるぜ 嫌とは言えないはずだ なにもない時は なにも失わない 今のあんたは透明だ あんたには隠すような秘密などない どんな気分だ? どんな気分がする? ひとりぼっちで 向かう家もないってことは 誰にも知られないってことは 転がる石のように生きることは Bob Dylanの詩を思い起こしつつ・・・ ベッドの上で転がり続ける日々の中 わが身に起こったことながら 寝たきりのような日々を過ごす病態を意味不明に思う。 精神科のセカンドオピニオンを受けようと思い。 主治医と相談し紹介状を書いて貰い あちらこちらに電話をかけ 2件ほど受診することにした。 精神科のセカンドオピニオンというのは、ほとんどやていない・・・・ 医者や病院を変えるというのも二の足を踏む人が多い・・・ 何件か電話して引き受けた病院は一件。 もう一件は、普通の受診となる。 確定診断が一年経てもつかない。 それが、第一の理由で もうひとつは、転がる石のように生きる・・・・ ということだろうか? 生と死、闇と光 そんことを考えることが多い。 一枚のコインの裏と表。 中国人は、陰と陽という言葉で表した。 陰の中に陽が 陽の中に陰が 相克する事物が森羅万象を生み出した。 そんなことを思いつつ 政治も経済も袋小路に吸い込まれていくような時代を生き。 我々の営む文明そのものがディランの詩そのもののように思えてくる。 だとしても・・・ それは、それで避けようの無いことなのかもしれない。 嘘や法螺が真実のように語られ。 何が嘘で何が真実か? ますます見分けがつかなくなって行く。 管理や画一化は、ますます進み。 その先にあるものは? などと思う。 「本当に重要なことはただ一つー生の中に、善性と愛と英知を伴った行為があるということです。 善性は個人のものでしょうか? それとも集団のものでしょうか? 英知はあなたのものや、私のものや他の誰かのものでしょうか? もしそれがあなたのものや私のものであれば、それは英知でも愛でも善性でもありません。 もし善性がある特定の人の好みや結論によって決められた、個人または集団のものであれば、それはもはや善性ではありません。 善性は個人の裏庭にも集団の広場にもありません。 善性はその両方から自由なときにだけ花開きます。 この善性、愛、英知があるとき、行為は個人や集団とは無関係なのです。 善性を持たないため、私たちは世界を個人と集団とに分け、さらにその集団を宗教や国籍や階級によって数え切れないほどのグループに分けています。 これらの分離を作り出しておきながら、私たちは新しいグループを結成してーそれもまたほかのグループから分離したものにすぎません。 ーそれに橋をかけようとします。 すべての大宗教は人間に同胞愛をもたらすために存在しているように思われていますが、実際にはその妨げになっているのです。 私たちが耐えず力を注いでいるのはすでに腐敗したものの改善にすぎません。 私たちは腐敗そのものを根本的に絶滅しようとするのではなく、ただそれを並べ変えているだけなのです。」 「自己の変容」クリシュナムルティ著 (-∧-)合掌・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年09月21日 01時36分50秒
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