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カテゴリ:検証作業
ベンツSL。
昨年2月以来の10ヶ月ぶりのメンテナンス。 前回、外車の窓枠モールに多く見られる金属モールの白濁痕を除去して、 コート剤を塗布しておりました。 オーナーの保管場所は屋外青空。 洗車もあまりなされずとのこと。 コート剤は、全部で四種類。 コート剤は全て拭き上げはせず、馴染ませて(レベリング)放置後、被膜硬化しています。 コート剤にも薄い濃いなど粘度により、皮膜の厚みが異なります。 厚みがあると塗料のように固まるまでの間にゴミを噛んだり、樹類により皮膜が虹色にテカったりデメリットもあります。 あと、劣化した際に剥がすのが困難だったり、単純にぶ厚い皮膜だから良いとも言い切れない部分もあるんですよね。 これが現時点で一番良好。 皮膜もぶあつく、モールの色が艷やか。 水弾きもパッツンパッツンで、被膜に余裕を感じられます。 こっちは、皮膜が若干ヘタってます。 白濁ダメージもそれなりに入ってしまいます。 ここは、硬化タイプのコート剤ではなく、軟質皮膜のコート剤。 何も施工しないよりかはマシなんでしょうけども、10ヶ月屋外放置となりますと、 キレイに磨いてピカピカだったモールもくすんで元の木阿弥。 これらの白濁ダメージを除去するのは、以前はとんでもなく時間がかかっていたのですが、 最近は、めっぽう早く除去できる方法を発見。 ダメージを除去できても、良いコート剤がみつからなければ、意外に短期間で元の状態に戻ってしまう金属アルマイトモールの白濁なんですが、一般のお客さんにも簡単にできるコート剤があるんですね。 お客様の車をたくさん眺めてますと、ドアの開け締めのときに触るアルミモールには白濁が発生しておらないんですね。 もしかすると、手垢や手の脂が、アルミモールのコート剤として機能しているのでは?と思う次第。 洗車の度に、顔の脂を指に拭い取って、アルマイト窓枠モールに塗っつけると、簡易モールコートになるかもしれませんよね? あ、心配しないでくださいね。 僕の四十路の加齢臭ただよう?顔の脂をお客様の車の窓枠モールに塗り塗りすることはありませんので。 今度、検証用のアルミモールで試してみようかな。 一番状態が良かったモールコートはそのまま二年目突入。 それ以外は、磨き直して新たな窓枠アルマイトモール専用コート剤の検証をさせてもーてます。 次回は少し早い目のメンテナンスで、お待ちいたしております。(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.01.12 01:36:11
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