600503 ランダム
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かりん御殿

駐妻局1

【駐妻局(ちゅうつまつぼね】第一章
*「マム御前」会員談*
《スウェーデン》

ある英国人の友人悲劇
スウェ―デンに住んでいた時に仲良くなった若爺の友人の母親は
生真面目な典型的なアッパーミドルクラスの女性。
英国学校が、ちょっと外れの郊外の一等地にあって、
みんな大抵そのご近所に住んでいました。
この友人の家に遊びに行ったら、
「わたしね、この国に来たばかりの時、変なもの見ちゃったの。
そこのキッチンにマドがあるでしょう?で、夕方何気に外を見たら・・・
そこの小道を、は、はだか・・の男の人(どうも近隣の人間と思われる。
家の敷地が300坪位が普通の場所なので)が、ランニングしているの!」
「えっ?裸?って・・まさか本当に裸?」
彼女は顔を真っ赤にして
「信じられないでしょう?黒のGGGGGGGストリングだけ・・
スウェ―デンっておかしな国だわ。考えられない。もう、慌てて目を伏せたけど
(その割には良く見ているような?)」

この友人夫妻は会社の会計士の女性に「スウェーデン」の夏至のパーティーに招待されました。
その女性の何時も派手な格好(マイナス15度でも胸の開いた服にミニスカート)から
彼女はいや~な予感はしたものの、夏至のパーティなんて、どんなのかしら?
との思いもありました。
お友達もどうぞ、と言うので、英国から来たばかりのご夫妻をご招待しました。
4人はきちんと花束やワインを下げ、ネクタイして、正装をしました。
寝かせた子供はベビーシッターが帰宅まで面倒をみますので準備万端でした。

そして・・悲劇が・・夕方8時(夏至の8時は昼間と変わらない)にそのドアを開けると
なんとそこには「生まれたままの姿」のスウェーデン人おっさん達がウロウロ!
友人が、ぎゃー!と叫びたくなるのを堪えました。
そうして、その呼んでくれた女性が出て来たのですが、彼女もビキニの下だけで、
「いらっしゃーい、どうそ、どうぞ」見渡すと全員殆ど服らしきものは何も付けていない状態・・。
英国人4人は、このまま服を脱がされるのでは・・と顔が震え、
とにかくお土産だけ押し付け、いきなり「用事を思い出したから・・」とその場を立ち去ったそうです。
お腹をすかせた4人は、「ピザハット」で食事をして、がっくりしながら
10時前に帰宅したそうです。(シッターは余りの早さに驚いていたらしい・・)

・・と言う訳でこの2つの出来事は彼女のスウェ―デン人の見方を決定付けたようです。(笑)
一生、変わることはないでしょう。


《アイスランド》

アイスランドは空港のすぐ傍に「ブルーラグーン」と言う温泉があります。
〔籍の入ったわたしくしの同居人〕はお仕事でレイキャビックに行ったのですが、
出迎えのアイスランド人のおじさん達にいきなり「行きましょう!」と言われました。
「はあ、何処へですか?」と行っている内に空港からいきなり温泉に連れて行かれ
「ほらほら水着を借りてきましたよ」と渡されました。
(受付で少額で貸してくれる←綺麗に洗ってあるかは不明)
しかし・・初めて会ったおじさん達といきなり温泉って・・。

その後は名物「くじらフルコース・とれとれくじらのさしみ」だったようで、
アイスランドがグリーンピースに喧嘩を売っているのが良く分ります。
日本もこれぐらい堂々としないと。


レイキャビク・・

レイキャビク自体は、欧州の普通の町(田舎)です。小綺麗な町でした。
アイスランドの名誉?の為に言いますが、硫黄の立ちこめる血の池地獄がごろごろ、
とにかく「自然」は凄いです。氷河にも行きましたが、地球創世記みたいでした。
何しろ北極圏にかかりますから。

氷河見物には山に登るのですが、その細い山道は、車がすれ違う場所もそうそう無く、
来るとバックしたり、大変です。(崖から落ちそう・・)たいした距離ではないのですが、一時間以上かかりました。
で、頂上には氷河の壮大な風景が・・そこは夏でもマイナスの世界。
若爺貴公子と主人はバイクに乗る「氷河巡りツアー」に行ったのですが、
若爺は主人の後ろに乗るとしても、私はとても自分で運転が出来ない・・
そうと言うと、ツアーコンダクター(前と後ろで2人つく)のアイスランド人のお兄さんの
後ろに乗りませんか?とも言われたのですが遠慮しました。
(実はヘルメットと恐ろしく「ばばちい」そうな防寒のジャンプスーツを着なければいけなかった。
これは、勘弁してほしかった)

結局、山頂の山小屋でコーヒーを飲みながら一時間半ほど待っていたのですが、
そのうちわらわらとツアーが戻って来ました。
先頭のツアーコンダクターのお兄さん(若爺ぐらいの小さな女の子を乗せていた)が、
止まる時「面白がらせてあげよう!」とぐる~んと輪を書いてキキッと止まったのですが、
女の子は戻って来たと思って手を離していたみたいでその女の子は氷の地面に放り出されてしまったのです。

そこからが大変で、救急車の要請をしたものの、ふもとからなかなか上がって来れず
(登ってきた山道なので)、私達も救急車と到着まで山を降りる事も出来ませんでした。
(すれ違うのが困難だから)幸い腕の骨折だけみたいでした。
でも「氷河巡りツアー」は若爺(子供用の防寒服が臭いと怒っていたが・・)も非常に楽しかったようで、
本当に氷の亀裂は見えないくらい深く、落ちたら最後かも・・の感じだったようです。


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