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July 10, 2005
テーマ：戦争反対(1187)
カテゴリ：旧(時事/社会/家庭)
昨日更新をした直後、警察の記者会見（中継）で
地下鉄の爆破は、3件とも、ほぼ同時だったと 発表されてました。全て8時50分頃だったと.... 今までの報道では、8時51分、56分と、9時17分... 何なんだ、この差は？？？ 事故が確認された時間とか報告された時間とか 弁解(？)されてたけど、 被害にあった人数の報道には、ひっじょぉぉに 神経質だったわりには....なんで、こんな間違え というより未確認情報が2日も、そのままにされてた？？ この8時51分と9時17分の差で かなり非難されてましたしね～ 昨夜はBirminghamという 日本の名古屋的位置と規模？の都市が危ないという 情報が入り、その結果 超大規模避難(2万人だと..）になっていました。 都市部麻痺です。 あっち（中部）の方は ロンドンより遥かに 若者達（いわゆる不良グループとか）の 人種がらみの闘争（「いざかい」から殺人まで）も 少なくないんですよね...。 いや、だからといって ロンドンが安全ってわけじゃ全然無いんです。 でも、ロンドンは、とにかく国際的で （つまり少数民族が莫大に多くて） ＢＮＰ＝Ｂritish Ｎational Ｐarty （ネオ・ナチ的、国粋主義者的集団）なんかも 手出しできない状況ですから... 英国中部の都市部や北部、 スコットランドやウェールズ、アイルランドも 人種差別は ロンドンに比べたら、すごいらしいです。 ロンドンでも ローレンス君事件という 人種差別殺人がありましたが それどころじゃないとか... で、もちろん、今、最も 危ない立場にいるのは その地域で暮らす イスラム教徒の人々です。 何かにつけて 英国の政治家だけじゃなく 有識者はもちろん 一般市民でさえも 必ず 「イスラム教徒がテロリストなんじゃない」と 付け加えるのを忘れません。 イスラム教徒もキリスト教徒もユダヤ教徒も ヒンズー教徒も、その他いろいろも 宗教を問わず 人種を問わず 団結しよう... と、常に言われています。 でも、人種がらみの問題 また、起きるんだろうな..... 今回 爆破の当日から ずっとラジオの電話番組を聞き続けているんですが 非常に多いのが 毎日の様に テロ被害にあっているイラクの人々へ 思いを寄せる声です。 今回、初めて、イラクの人々の気持を実感できた... という声もありました。 テロに遇う確率が高いのがわかっていても 生活の為に 明らかに危険な場所にも行かなければいけない そんなイラクの人達 いや ロンドンで暮らしていては 実感は、できてないと思うんだけどね... でも ほんのちょっとでも 具体性を持って考えられる様になった人が 増えたんじゃないでしょうか。 もちろん、爆破以前にも、イラク戦争の頃から既に イラクの人々へ心を寄せる意見は絶大的でしたが。 だから イラク派兵にも反対してたし 撤退を要求する声は強い.... これから 英国が、どんな政策をとって行くのか わからないけれど ロンドン市民は まだ冷静でいられる状況にあるし それは 本当に本当に幸運な事だと思います。 （運と呼ぶのは語弊があるんだけど...） ともかく 冷静でいられるというのは 一種の「privilege」なんじゃないでしょうか... あ、今日は ちょっとマジメに...しかも 日記始まって以来初めてくらいに 短く終わったかも～～っ！！！ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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