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かりん御殿

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July 15, 2005
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ムスリム系英国人・自爆の話は来週まで寝かせて
今日は久~しぶりの英語育児・コトバ関係
某バイリンガル掲示板で展開されていた
「ネイティブ英語」対
「コミュニケーションの手段としての英語」
話題について書こうと思います。

発端は
英語がそれほど上手くないけれども
日本で日本人の子供に英語育児をしている
お母さんの投稿でした。

私が、その掲示板を見た時には
この親投稿は削除されていたので
詳細は不明なんですが
おそらく、お母さんが子供に手を洗わせる時
「Wash your【hand】」と声をかけている...等と
書かれていたのでしょう。

アメリカ人と結婚した女性から
「Wash your 【hands】」ですよ、と訂正と共に
英語育児への警鐘が鳴らされていました。

そう....
その方も書かれていましたが
これ、英語を母語にする人だったら
間違えないでしょうね...。
だって英語話者は
hand=手(単数)
hands=手(複数)
って覚えるわけじゃないですから。

「hand」は、「手」というよりも
むしろ「片手」という日本語訳の方が
ふさわしいかもしれません.....

同時に
タマタマは
日本語では【金玉】とも言いますが
(金玉って中国語じゃ黄金・宝石なんだけど^^:)
日本語でタマOKでも英語では
あくまで「balls」なんですよ。

☆タマが一つなのは
私が知っている中では勝海舟くらい(^^;)☆

こんな事わざわざ書いているのには
わけがあります。
それは、数年前の事....。

拙日記でもリンクしている
ナンシー家の可愛~い姫ちゃん(当時7歳)が
うちの長男(当時6歳)の
「トイレに流してやるぅぅっ(英語)」
という
お下劣な脅かし文句に対して
勇ましくも
「お前のキンタマ蹴るぞっ(英語)」
と返していたんですが
その時
【balls】を
【ball】と言ってしまった為に
長男に通じず
(彼の心の中「おれボールなんて持ってないよ?」)
せっかくの強烈なセリフが
全く
破壊力ゼロ
になってしまった....という
過去があるからです。


横にそれましたが(あぁ、また、字数が...)
単数・複数にしても
時制にしても
非英語話者にとっては
大差が無い些細な違いに思える文法の間違いが
英語話者にとっては
全く違う意味に誤解されてしまうというわけです。


さて
その投稿(「handじゃなくてhandsよ」投稿)を
読みながら納得していたら
その投稿に連なる反応の数々が目に止まりました。

そこには
私流に解釈すると
以下の様な意見が書かれていたのです....

英語には、ネイティブ話者の使う英語と
コミュニケーションの手段としての英語との
二面性があり
後者の場合は
「hand」という表現でも十分通じるし
そんな英語を使えるだけでも、それなりの意味がある..
実際、
香港等では語尾をはっきり発音しないので
「hands」と言ったつもりでも
「hand」になっていたりする...
それに、間違いて覚えていたとしても、
後、訂正された時に正しい用法を
覚えれば良いのではないか
....
....
他に
英語を子供に教える時
ネイティブか
コミュか
どちらを目指すのか
目的をはっきりさせるのも重要..
という内容の意見もありました....


この「ネ・コ両者」については
ひとまずおいておいて
さらに、驚いたのは
「母国語であったら子供に長く豊富な言葉を
かけてやれるのに、得意でない英語だと
簡単な命令形になってしまうのは残念ではないか?」
という
至極もっともだと私には思える投稿に対して
「【おんも】等の幼児語はスマートではない云々」
という意味合いの意見が
【「おんも」の意味がわからない】という方から
投稿されているのを読んだ時です。


考えさせられました。


幼児語を使わない方針の方
子供に【作文の様な日本語】で話し掛ける方も
いらっしゃるでしょう。
各家庭には各家庭の方針があります。
それは尊重します。

しかし
幼児語を語り掛けてくれるのって
親とか祖父母くらいなんですよ...。
大昔の貴族とかだったら
ひょとしたら乳母くらいかもしれないけど(^^:)
それを使わないのって
....
もったいない....
....と
私には思えてなりません。


いや
はっきり
正直に言わせてもらえれば
「おんも」って言葉もわかんないような日本人が
英語育児とか
言ってんじゃねぇよっっ
って事だよな...(^^;)。

っていうか、ひょっとして、
「おんも」って東京地方だけで使われてる言葉??

「おんも」=表(おもて)=お外(そと)
つぅ意味なんですが.....
別の地方の幼児語では、どうなんでしょう??


そして、肝心の問題の
「ネイティブ話者の英語」と
「コミュニケーションの手段としての英語」
についてですが....

これにも
ちょっと怒らせてもらっていいですか...?
(最近「怒」のパワーがすごくて...^^:)

そもそも
なんで、英語だけ
そ~ゆ~風に扱われちゃうんですかっっ?!!!!

コミュニケーションの手段だろうが何だろうが
英語ってのは
一つなんですよ、一つ。
いや、アクセントも
表現方法も語彙も
世界中に多種多様な英語がありますけどね
(そういう意味では一つじゃないですが)
どんなに
地方・国による「違い」はあっても
【正しい英語=英語】として
英語人に認められる英語は
一種類だけなんですっ!!

☆☆
【追記】
ここで言う正しい英語というのは、
単に文法的に正しいという意味では無く
「自然な(英語的な)英語人の英語」という意味です~。

同時に、発音にも、英語の地域アクセントと
全くの外国的アクセントとの間には
大きな違いがありますが
半英語圏の様に、純粋英語圏とは違う
独特のアクセントがあっても
「きちんとした英語を書ける」人は
英語人の範疇に入ると私は考えています。
☆☆


つまり
間違いは間違いっ!!!!

そんな間違った英語は
コミュニケーションの手段だろうが
何だろうが
子供に教えるんじゃないのっ!!!!!

☆☆
大人が使うのは、いいと思います。
無口でいるより、間違ってもガンガン話した方が良い!
でも、幼児に、母語を犠牲にしてまで
そんな間違った英語を非英語圏で教える利点が
私には見えないんです...
☆☆


確かに英語は
世界各地で使われてるし
もう、こてんぱに打ちのめされながら
生存しているわけです。
ピジョン英語なんかもありますし。

でもっ
だからと言って
英語人じゃない人が
英語を
そこまで
なめちゃっていいのか????!!!


英国に住んでる身で言わせてもらえば
(出たぁぁぁっ!)
英語って
この英国の土壌で、たっぷりと
肥料や陽光(は、あんまり無いけど)を受けて
長い、長~~~い年月をかけて
熟成されて来た言葉なんですよ。

それを
英語人じゃない人が
昔の暴走族並みに
自分の好みで
あれこれ改造しちゃっていいんでしょうか??

これって一種の
ハイジャックじゃないのっっ????

だって、
もし、もし(いや、無いだろうが)
日本語が
国際語なんかになって
(どっかの都知事喜ぶかな~?)
世界のあちこちにお住まいの方々から
それぞれに都合の良い様に
改造されちゃったら.....
......
私は
はっきり言って
複雑ぅぅな気持になります........
いや
それ以前に
よく理解んないかもしれない....

それで、さらに、
その「非日本語ネイティブ」から
「ネイティブは、これだから理解力が無い」
とか
嘲笑われちゃったりした日には
(↑英語人には起り得る事なんですっ!)
もう...
火炎のごとく
反乱起こしちゃうかもしれません。
(それこそ自爆だぁぁ.....ToT)


だって...
ちょっと想像してみてください....


しゃれた高級店で販売員から
「これ廉いよ。買いなよ。」
って声かけられたら???
(免税店では、ありそうかもぉ~^^:)
確かに意味は通じるけど.....複雑...


親が子供(幼児)に突然、冗談じゃなく
「実は、その通りなんですよ~」

敬語で答えたら????
(↑うちのウザヲだよっっ!!!!)
確かに意味は通じるけど....
....ほ、ほほえましいっていうか.....


それから、もっと根本的な問題だけど
漢字の読み方
日本語は
たっくさんありますね~
(本家本元の中国じゃ無いのに生意気ネ~)
面倒くさい~
覚えてられない~
適当に読んでしまいましょうっ!!!
日本人、勘いいから通じるでしょうっ!!!
(↑これもウザヲが時々やってくれます)
これ
理解できる自信、ありますか??????

====
ここで問題です。
欧州生まれ育ちの若じぃ貴公子ちゃん(マム御前家)が
【ちかん】
と読んだ漢語は何でしょう???
====


さらに
発音っっ!!!
例えば
「おばさん」と「おばあさん」
「おじさん」と「おじいさん」
「病院」と「美容院」
「おっさん」と「おくさん」(←Shaq姫家の日記より)
「いた」と「いった」
なんかの
区別がつかない日本語
正しく理解できますか????????
これ、場合によっては
絶対、誤解されるんじゃ???

「としてわかない?あたまわるね」
(なぜ理解らないのですか?頭脳が悪いですね)
とか言われたりした日にゃ...
わたしゃ、リュックに手を入れて...
ボタンを押すよ、爆破ボタンをっっ!!!
(あぁ、ちょっと病気かしら、まだ??)


そういや、写真撮るの忘れたけど
(じゃんね~ん)
中国のある地方都市の高級ホテルに泊った際
そこに【免費(無料)】サービスの
ミネラル・ウォーターが置いてあったんですが
そこに
【Free(無料)】という
英語訳と並んで
日本語訳まで
ご丁寧に書いてあったんです。
....
それは
....
【タタの水・飲み放題】
....
でした.....
「タダ」だよ「タダ」
もともと水はタダだけどな
それに
一瓶しかないのに
飲み放題って
そりゃ、あまりにも
中国5千年の歴史を誇るラーメン
さすが白髪三千丈の国っっっ!!


そう、そう、それから~
上海の某有名観光スポットの
まっじめそぉぉ~~な
骨董屋の看板の下に
たどたどしい文字で書いてあった日本語にも
そそられた事がありました.....。
それは

【すこく有名】

「すっごく」だし....
それより何より
そもそも
その口調
骨董屋に似合ってないよ、おじさんっっ!!


あぁ
上海、そういうネタの宝庫なのに
(わざとやってる確信犯だと私は信じてますっ)
今、これしか思い出せません.....
(じゃんね~~ん)


確かに
そういう間違いしてもらった方が
楽しいですけどねっ!!
楽しいっっ!!
嬉しいっっ!!!

でも
それが、いつのまにか
「国際語」として
通用したら
通用したら
....
....
楽しい...から...いっかぁ~???


確かに
英国人も
外国で遭遇した英語
ネタにして喜んでるし....

そうかぁ~

これって、悪くないよね....

そう
「コミュニケーションの為の英語」...
じゃなくて
【ネイティブを悩ませ楽しませる英語】って
考えれば
全然OKっじゃないのっ??!!

はいっ、これにて一件落着~~~っっ!!
長くなっちゃって
すいませ~~ん


実は、英国、そろそろ朝4時なんですぅ~。
(ウザヲ出張なもんで深夜ネット中~^^:)
わたし
一体、何してるんでしょうか....
もう寝ます....
明日(つぅか今日だよっっ)
起きれなかったらどぉしよぉぉぉ
まだ学校あるのにぃぃぃぃ.....
(正しくは
「まだ子供達の学校の授業があるのにぃぃ」
ですね....)
フォフォフォフォ...





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Last updated  July 15, 2005 06:30:16 PM
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